複合機・プリンター設定時にIPアドレスは固定にした方がいいのか?
どうも!まるプリ編集部です。
今回は、IPアドレスを固定にした方が良いのか!?というお話しをすすめていきます。
ぜひ最後までお付き合いください!
ちなみに皆さんは、「IPアドレス」という言葉を聞いたことがあると思います。
一言でIPアドレスと言っても、その設定の方法や割り振り方は、目的によって使用の仕方が異なります。先ずはココからご案内いたします。
Why?「IPアドレス」
メールを送受信する、もしくはWEBサイトを閲覧する場合は、通信する相手を識別しなければいけません。その際の役割を担うのがIPアドレスであり、聞いたコトがあるかもしれませんが、IPアドレスは、通称「ネットワーク上の住所」と言いあらわします。
もっと詳しく解説すると、IPアドレスにはIPv4・IPv6のようなバージョンがあり、現在普及しているのが、IPv4です。読み方は、インターネットトプロトコルバージョン4です。
例えば、「010.000.00.00」や「010.255.255.255」といった10進数を用いて、IPアドレスは表されます。この数字だけで表されたIPアドレスを、誰が見てもわかりやすいように文字に置き換えたものが、ドメインと呼ばれるものです。
Why?「プライベートIPアドレス」
IPアドレスは2種類あります。それは、「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」といい、それぞれ役割が違います。
今回は、プライベートIPアドレスについてご紹介していきます。このプライベートIPアドレスは、家庭の中や企業・オフィスの中などの限られたLAN(ローカルエリアネットワーク)上において割り振るIPアドレスです。ネットワークが異なれば同一のプライベートIPアドレスが存在しても問題ありません。
ちなみに、プライベートIPアドレスだと、インターネットにアクセスすることはできません。家庭や企業(オフィス)の中にあるグローバルIPアドレスが設定されたルーター等をかいして、インターネットへアクセスします。
プライベートIPアドレスの調べ方
お使いのOS(オペレーションシステム)によって確認方法が違いますが、いくつかある調べ方の中で最もポピュラーなやり方を紹介いたします。
ウィンドウズでの確認
スタートメニューからコマンドプロンプトを検索してクリックし、真っ黒の画面がでたらアイピーコンフィグ( ipconfig /all )を入力します。「IPv4アドレス」の右部分に記載されている数値が、プライベートIPアドレスとなります。
Why?固定IPアドレス
デバイス(オフィス機器等)に対するIPアドレスの割り当て方には、「固定IPアドレス」と「動的IPアドレス」があります。
固定(静的ともいう)IPアドレスは、ネットワークの管理者によって手動で設定されるIPアドレスであり、一度割り振られたら設定を変更しない限り変わることはありません。
IPアドレス固定する事で、「ネットワーク接続を安定させる」といったメリットがありますが、その一方で、「セキュリティ面」が懸念事項です。
Why?複合機・プリンター・コピー機に固定IPアドレス設定すると?
おおげさかもしれませんが、IPアドレスの設定がきちんとされていないと、スキャンや印刷をした際に思わぬトラブルが発生することも考えられます。ですので、固定IPアドレスは複合機に対してしっかり設定しておくべきだと声を大にしてお伝えします。ただし、前述の通り、セキュリティ面も心配なのでファイアウォール等の設定をしっかりして備えておきましょう。
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