複合機・コピー機のガラス面で原稿(被写体)が小さいトキにきちんと印刷できるコツ

 

 

 

どうも!実(みの)るが、甘い果実と未来へ向かった夢で、実(みの)らないのが初恋とダイエットだと勝手に思い込んでいます。改めまして、まるプリ編集部です。

 

 

複合機・コピー機のガラス面に、少し小さい印刷物(免許証サイズのカード等)や不定形の小型封筒などをコピーするとき、なぜか想定よりもむちゃくちゃスミの方にフッと印刷されてしまうことがありませんか?私はあります。

 

 

「思ったのと少し違うなー」なら、許せるのかもしれませんが、ぜんぜん明後日の方向に印刷されてしまうと、その用紙はウラガミでの使用を余儀なくされます。そして再度やり直しです。

 

 

 「自動セッティング」という機能

 

 

複合機・コピー機には原稿を読み取ると同時に、そのサイズも読み取って、自動的にA4やA3といった紙のサイズを選んで印刷してくれる「自動セッティング」という機能があります。この機能があるおかげで、コピーの際に「縁の下の力持ち」のごとく勝手にサイズを効率化してくれます。

 

「自動セッティング」は具体例でいうと次から次へ複合機・コピー機のガラス面へサイズの違う原稿(A4とかA3とか)をセットしてコピーしても、ちゃんとA4の原稿はA4の用紙に印刷され、A3の原稿はA3の用紙に印刷してくれるという、ないと困る欠かせない機能です。

 

ただしもともとコピーをする原稿がA判とかB班のサイズよりも小さい場合に、ちょっと誤認識をしてしまうコトがあります。

 

その最大の原因は、複合機・コピー機は、コピーする原稿の大きさがA判やB班でない規定外の場合、原稿に「近くて似ている値」を認識して、なぜかそれよりも大きめの用紙にコピーされるように設定されているのです(その場合が半分以上の確率です)。そのため、小さい原稿をガラス面に置いてスタートボタンを押すと、複合機・コピー機は被写体の周りの何もない部分も含めて「おお!これは非定型なヤーツー」と判断して、本当に必要な印刷部分がアッチへいってしまうコトになるのです。でもそれも、複合機・コピー機が賢いからゆえのちょっとした悩みといえますね。

 

 

 「センタリング」の機能を使えば解決!

  

 

「センタリング」の機能を使うコトによって、小さくて規定外の原稿を自分の思い通りにコピーできます。

 

この「センタリング」の機能を使うには、タッチパネル等から「他の機能」をタップして、表示される「機能キー」の中から「センタリング」を選ぶだけなのです。

 

この機能を使えば、「どうやら小さい原稿だな」と認識してくれて、原稿をガラス面で読み取ってくれた後に、用紙の中央部分に被写体の位置をバシッと合わせて印刷をしてくれます。実は、ガラス面だけでなく、原稿トレイからの読み込みにも適用できるので、色々とお試しください(本当に賢い機能です)。

 

次に、こんな経験はありませんか??

原稿そのものが、薄墨っぽく淡い色合いで、複合機・コピー機が認識してくれず適度な色あいが出ない事って??私はあります。

 

 

 色合いが淡すぎて薄すぎてを正しく読み取ってくれないトキは!?

 

 

原稿が全体的に薄墨っぽい淡い色あいの場合、複合機・コピー機がどこまでが必要な原稿か判別しにくい場合もあります(例えば、A3のつもりがA4になってしまうという事象です)。

 

薄墨っぽい淡い色あいの原稿をバッチリ読み取りたいときは、「淡い原稿」機能を使えば印刷にもご満足いただけること間違いありません(もしも濃さが足りない場合は、印刷設定から濃さをお好みに変更してください)。また、印刷する用紙がペラペラで薄い場合の対策として、「薄紙読み込み」機能を利用してください。

 

【That雑学を紹介】

 

 

雑学1:用紙の「縦」と「横」の向きがあべこべに印刷される。

 

 

そんな場合は、セットした用紙方向とプリンタードライバーのオプションセットアップで設定した用紙方向が合っていない可能性が高いです。

 

給紙トレイにセットした用紙の向きと、プリンタードライバーのプロパティから[オプション構成]タブの「給紙トレイ設定」で設定した用紙方向をそろえてください。

 

 

雑学2:1ページの途中で排紙されるので、本当は1ページのデータが不本意に2ページにまたがって印刷される場合。

 

 

恐らくですが、「プリンター初期設定」の「自動排紙時間」の設定が短いのが原因です。

 

 

「プリンター初期設定」で「自動排紙時間」の設定を自動排紙しないように変更するか、現在の設定より長い時間に変更してください。設定項目については、不明な点があればメーカーへ問い合わせて解決へと結び付けてください。