プリンター・複合機を使った暑中見舞い・年賀はがきの“フチなし”印刷について
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2022年も皆さんのお役に立てるように、われわれ【まるプリ】は邁進してまいります!
さて、今年の暑中見舞いや年賀ハガキを印刷する際に役立てていただけるように、ポイントをまとめて紹介していきたいと思います。
それより皆さん、お餅は食べましたか?エビは食べましたか?なぜお餅をお正月等の時期に食べるようになったかというと、平安時代に健康と長寿を祈願して行われた行事に由来します。また、お餅はながーく伸びるコトから、長寿を願う意味も含まれています。またエビもしかりで、カタチから「曲がった腰」と、「長いひげ」が長寿を願うコトを表しているそうです。さらには「目が飛び出している」外見から、「めでたし(目出たし)」と連想されるので、慶事に適している食材となったようです。今年もいきなり豆知識ですねー。
いやはや、近ごろでは印刷業者さんに任せずに自分自身(セルフ)で印刷する、いわゆる“自炊”が流行っているとかいないとかで、書店に行くと「失敗しない印刷方法」とか「上手にできたハガキの印刷!」のような本がずらりと並んでいます。
「ステキな写真を“フチなし印刷”して、去年と違った年賀ハガキを大切なあの人へ送ってみませんか?」みたいな情報もチラホラ見つけました。
ここでは、プリンター(インクジェット)と、レーザー印刷機(トナー)のメリット・デメリット等を、編集部の独自目線でグイグイ攻めながら紹介していきます。最後までお付き合いください。フチなし印刷が出来るのは、さぁどっちなのでしょうか!?
インクジェットプリンターの場合
例えば、家庭用等のインクジェットプリンターを使って暑中見舞いや年賀はがきの印刷している方は多いと思います。ズバリ!!フチなし印刷が得意なのは、このインクジェットプリンターなのです。フチなし印刷ができるメリットがあるのが、インクジェットプリンターのメリットと言えましょう。
ちなみに、フチなし印刷をする際のコツは、印刷しようとする元のレイアウトデータを印刷するハガキサイズよりも拡大して紙からはみ出して印刷するコトです。官製ハガキも賀状ハガキ(もちろん暑中見舞い用のハガキも)もサイズは「10.0cm × 14.8cm」です。印刷をする際は、パソコン等で出力設定をする際にこのサイズよりも広くとってあげれば問題ありません。使用になるインクジェットプリンターにより、それぞれに異なるコツがありますので、メーカーのホームページ等を確認していただけると失敗を防げると思います。
ちなみに、各メーカーのホームページを確認すると、エプソン製の機械は「フチなし」が得意のようです。ご家庭で使用になるインクジェットプリンターはエプソン製が良いかもしれません。
さらに実際に印刷をする台紙であるハガキには「インクジェット印刷用」ハガキがありますので、そちらを利用するコトをオススメいたします。その印刷用のハガキには、インクジェット式プリンターの印刷がしやすいように、裏面にコーティング加工が施されている用紙ですので、インクの吸収率が高いので滲みにくく、印刷後の液ダレなどがほとんどしないので、イラスト等の印刷にも適しています。また、普通紙よりもキレイに印刷できるのが特徴です。気を付けなければいけないのが、紙詰まりです。ハガキがインクジェット印刷用の場合は、一般的な官製ハガキや印刷用紙から比べるとわずかな厚みがあります。多量に用紙トレイに挿入すると、色々な原因が重なり故障の原因となる可能性があるので、大事に使ってください。また、写真等を印刷する際に高画質印刷モードを使うと、とっても美しい印刷ができますが、インクの費用がかかるコトと、1回に印刷できる枚数にかなり時間がかかるので、妥協が必要な場面がおとずれるかもしれません。
レーザー印刷機(トナー式)の場合
レーザー印刷機(トナー)を使用する際は、文字などの内容であればスピーディーに印刷をするコトが可能です。やはり、このスピーディーな印刷を実現できる性能が一番の持ち味といえましょう。
インクジェットプリンターと比べると、イラスト・写真印刷は画像のキレイさは劣りますが、印刷後のクオリティに強いこだわりがなければ、問題はないと考えます。
年賀ハガキは多忙な年末に準備しますよね?暑中見舞いはお盆休み前のバタバタする時期に準備しますよね?というコトは、発送先が沢山ある企業・法人にとっては、このレーザータイプは、季節に応じたハガキを多量に印刷する際に重宝するのではないでしょうか。
しかし、気を付けるべきは「インクジェット用のハガキ」を使わないというコトです。なぜかというと、レーザープリンター(トナー)での印刷には適していないからなのです。
理由は、ハガキ自体にインクジェット用のコーティングがされていることにより、紙詰まりなどの給紙不良やトナー定着不良の原因となり、複合機等の本体が故障してしまう可能性があります。また、もともと絵柄が印刷されているハガキもオススメいたしません。印刷時のハガキ選びには、うっかりミスが無いように注意が必要です。
また、トナータイプはフチなし印刷ができません。家庭用のレーザー(トナー)タイプのプリンターをお持ちの方でフチなし印刷を希望の方は、誠に恐縮ですがお買い替えをオススメいたします。実際に印刷をする際は、手差しトレイ等を使うと「紙詰まり」を回避できて具合が良いはずです。
まとめ
いかがでしたか??
インクジェットプリンターのメリットは、「フチなし印刷が可能」、「イラスト・写真に関してはキレイな印刷が可能」でした。一方でデメリットは「印刷に時間がかかる」、「インク代のコストが高い」です。少量で美しい写真を年賀や暑中見舞いに使いたい方に適していると考えます。
レーザー印刷機(トナー)のメリットは、「印刷速度がはやい」、「手差しトレイを使って紙詰まりの危険を回避できる」点です。デメリットは「写真等のクオリティが高くはない」、「フチなし印刷ができない」です。
インクジェットプリンターを使用している方は、インク切れが起こって新しくカートリッジを取替する際、手にインクが着かない様に十分気を付けてください。手に着いたインクが落ちなくて困っている人は、とてもたくさんいるようです。下記に、インクの落とし方情報のリンクをはっておくので、困った時にぜひごらんください。
⇒ リンク 「プリンターのインクが手についた時の落とし方!」 https://marupri.com/ink-cleaning/
この調査はあくまで独自の目線での結果なので、その他にもこういったコトがあるといったご意見をいただけるようであれば、ぜひ「まるプリ編集部」までお問合せください。ご連絡お待ちしております。
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