【コスト激減?】インク補充式インクジェットプリンターとは?
公開日: 2022年4月11日
どうも、フライパンでジュージューと焼いたあつあつ美味しいタマゴ焼きが大好きな、まるプリ編集部です!
さて、最近では卓上式の小型プリンターにインクを補充するタンクがセットされたマシンが開発されているようですね。従来のタイプだと、インクカートリッジを別途購入してマシンに取り付けて印刷をするタイプが主流でしたが、近ごろではタイプが変わってインクボトルの様なモノを購入して、インクが無くなったらタンクへ補充するタイプのようです。いわゆるエコタイプというヤツですね(インクカートリッジのプラスティックゴミが削減できる模様)。
手ごろな価格で販売されているようで、ネットショッピングでも電気量販店でも購入できる様です。ここではそういったエコなタンクがついているプリンターを一部紹介したいと思います。コストパフォーマンスの良い製品を使って、とことん経費が下がればきっと社長さんも嬉しくなりますよねー。ではいってみましょう!
【販売されているメーカーあれこれ】
ヒラメ筋を使って様々な電気量販店、上腕二頭筋を使って販売店にて電話で調べてみると、補充式のタンクが一体型になっている機種は、以下のメーカーから販売されているようです。まず天下無敵の言わずと知れた「キャノン」、そして泣く子も黙る「エプソン」です。そして、従来型のカートリッジ式にも関わらず、本体内に「サブタンク」(いわゆる保管庫)を装備した端末を販売している「ブラザー」もギリギリ「タンク」と言い切ってもウソにはならないと考えています。
以上、「キャノン」、「エプソン」、「ブラザー」から、インク補充式の端末を販売しているメーカーでした。
調査結果から一番気になったのは価格帯ですが、どのメーカーも共通して30,000から40,000円ほどです。はたしてどれくら印刷したらどれくらいのインクを消費するのか、それぞれの機種について独自調査いたしました。
【印刷時にかかるコスト】
やっぱり気になるのは、印刷コストです。
「機械は安いがインクが高い」という経験を皆さんされた事があると思います。しかもプリンター本体の性能によっては、4~6色のカートリッジの中で黄色(なぜかよく消費している)だけが無くなっただけなのに、プリンター本体から出力ができなくなってしまうという症状に陥ってしまい、自宅で大きな声を上げてしまう様な経験がある方は多いのではないでしょうか。
と余談でしたが、メーカーの純正品インクは4~6色セットで3,000から7,000円で販売しているので、もしもインクを多量に使う場合はインク代がどんどんと嵩んでしまいます。気になる印刷コストを以下のとおりまとめてみました。
●純正インクの1枚あたり印刷コスト(インクジェット:フルカラー印刷の目安)
キャノン A4サイズ 9円
エプソン A4サイズ 10円
ブラザー A4サイズ 12円
●補充式での1枚あたり印刷コスト(インクジェット:フルカラー印刷の目安)
キャノン A4サイズ 1円
エプソン A4サイズ 3円
ブラザー A4サイズ 4円
【インク補充型の印刷品質について】
印刷のクオリティは、問題ないレベルです。
補充式になったからクオリティが下がるかというとそうではありません。実験で行ったA4フルカラープリントに関しては従来型の機械とほぼほぼ遜色は見られなかったのが、まるプリ編集部の独自の感想です。
ただ、(1)お仕事で使う、(2)写真等の印刷が多い、(3)細部にまでこだわった色合いを求める、等のハイクオリティを考えている場合は、メーカーさんに問合せていただき、その目で確かめてから判断をするコトをオススメします。
【インク補充式のメリット】
やはり前述したような、印刷コストの削減とエコ対策(プラスティックゴミの軽減)ではないでしょうか。
各メーカーのホームページ情報では、「インク補充をしている最中にインクをこぼしてしまう心配を無くしました!」という書き出しも多く見られます。個人的なイメージでは、インクを補充している最中にインクがドバドバとこぼれても、ビチャビチャと手に着いても、個人の責任かなと思っていましたが、各メーカーはそこにまで気を使った商品開発をしているので、とても安心しました。タンク側のインク量が満タンになると、自動的にインクを継ぎ足せない仕組みをとっている機械や、YMCKの色を間違って補充しないように工夫してある機械があるようです。
手に着いたインクの落とし方はこちら ⇒ https://marupri.com/ink-cleaning/
各メーカーそれぞれの特徴があるので、少しばかし商品紹介をいたします。
【各メーカーのインク補充式タイプ機】
先ずはキャノンの紹介です。
「G3360」インクジェット複合機のGIGAタンク採用機種です。A4モノクロならおよそ6,000枚、A4カラーなら7,000枚のモンスター級です。インクを補充する際に、間違うコトを防ぐため、補充するインク側に工夫をこらしているようです。
続いてエプソンです。
「EW-M754TW/TB」エコタンク搭載モデルの機種です。インクの噴きこぼれを防ぐため、満タンでピタッと止まる工夫をしているようです。写真プリントもクオリティが良く、文字印刷でも文字がくっきり印刷されるようなインクを採用しています。
最後はブラザーです。
「DCP―J988N」インク交換をほとんどしなくていいのがキャッチコピーとなっています。前述したとおり、あくまでカートリッジ式ではあるものの、従来の大容量カートリッジをはるかに凌駕した、「超・大容量カートリッジ」を搭載しています。
「超・大容量」インクカートリッジは1回のインク交換で、A4文書でモノクロが約6,000枚、カラーが約5,000枚の印刷が可能です。
ブラザー従来機種の標準インクカートリッジに換算すると、ブラックインク16本分、カラーインク10本分に相当します。
いかがでしたか?
この春、エコなプリンターを求める際は、ご検討してみてはいかがでしょうか?
またエコと言えば、新しい機種を買わずにリユースする複合機のレンタルもオススメです。エコな再利用トナーを使用するので、月間1,000枚までならスタンダードプランで月額料金がわずか11,000円です。そんな良いサービスを提供している「まるプリ」にもぜひご興味を持っていただけると嬉しいです。
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