複合機(コピー機)の再リースとは?
公開日: 2022年6月30日 / 更新日: 2022年10月15日
どうも!古着が好きで、「そんなのよく買うよな?」という洋服をひんぱんに購入して、後からちょっぴり公開している「まるプリ編集部」です。
今回は、複合機(コピー機)の再リースの件について紹介いたします。まず最初におさらいですが、複合機(コピー機)をリース契約で導入している場合、ご存じの通り機械自体はリース会社の持ち物です。そのリース会社の持ち物のまま、再度リース契約を結ぶという方法で複合機(コピー機)を利用できる方法があるのです。
今回は、皆さんの認識よりも以外におトクな再リースについて、ご紹介いたします。ぜひ一緒に勉強していただけると幸いです(短い階段の一段うえから失礼します)。
【study】おさらい!リース契約とは?
複合機(コピー機)に限らず、高額な製品をオフィスへ導入する際に取られるポピュラーな方法です。先述したとおり、所有権はリース会社にありますが、その導入先が必要な機能を搭載した最新機種を月々に分割して数年で支払うという導入方法です。いわゆるリース会社と定めた期間内、一定のお金を支払いながら借りるというイメージです。
【study】リース契約満了になったなら?
リースについて改めて紹介いたします。「リース契約」はだいたい5から7年間で組むとされています。じゃあ、その期間が終わったらどうなるのでしょうか。役目を果たした機械は、月に帰ってしまうのでしょうか。もちろん、そんな事はありませんよね。
導入した製品のリース契約が終わると、選択肢はいずれかになります。
● 新たに別の製品でリースを組む
● リースが終わったので複合機(コピー機)を導入
● これまで使い慣れた同じ製品を再リースする
実は希望すれば、(3)のように再リースをして契約延長が可能なのです。はたして何年先まで延長可能かというと、それは再リースをしなくなるまでです。
「おい!なんだそりゃ?」と思われた方も多いのではないでしょうか。やはり知らないというのは損してしまいます。ぜひこのコラム記事が再リースを知らなかった方のお役にたてると嬉しく思います。
では、次から再リースについて詳しく紹介していきます。
【study】再リースとは?
再リースとは、ずばりこれまで利用してた機種を、リース会社から改めてお借りし続ける事をさします。ですので、環境も状況も大きく変わる事なく、これまで通りなのです。
再リース時にまっ先に確認しなければいけないのが、壊れているかどうかです。もしもそういった事がなければ問題ありません。状態はこんな感じでしょうか。(1)約5年は経っているがまだまだバリヴァリ現役、(2)精密機械とはいえ保守契約を続けてきたので安心、(3)定期的なメンテナスをバッチリしてもらえているで機械の状態は良好、ではないでようか。
しかも再リースのいいところは、これまで負担していた月額料金の負担が少なる点です。じゃあいくらまで落ちるのかというと、一般的には10分の1や12分の位1です。さらっと記しましたが、12分の1といえば月々負担していた費用が1年に1回となる計算です。われわれにとってはとってもリーズナブルな金額ですよね。
というわけで、まるプリ編集部として再リースはオススメの方法です。いまや時代が「製品を大事に使う」という考え方に変わってきています。そういった目線からも再リースは理にかなった方法だと感じています。
もちろん、再リースになると現役時代と比べて受けられないサポート等もあります。ですが、これまでしっかりメンテナンスをしてもらってきた機械なので、いきなりこの瞬間に「ハイ、壊れました」とはいってきません。
ちなみに、これまで使っていた機械の調子が悪く、故障が多い機械なら話しは別です。当然ながら再リースはオススメできません(精密機械ならでは)。アタリやハズレがあるのも事実です。
おさらいになりますが、「モノを大事に使用し続ける」、「企業が負担する費用を減らす」という観点から、調子がよく問題のない機種ならば、再リースは選択すべき方法でしょう。ただし、あーでもないこーでもないと色々な提案をしてくれる方がいます。それは、複合機(コピー機)販売店の営業マンです。次の章では、あるあるな営業マンのお話しを紹介いたします。
【case study】担当者の提案・言い分とは?
少し物語調でわかりやすく説明いたします。
ここからは、あなたがリース導入した複合機(コピー機)を使っている会社の社長さまだったとします。社長であるあなたは、リース期間がそろそろ終わりそうなので、これから複合機(コピー機)をどうしようかと悩んでいるとします。
そこへ、複合機(コピー機)を導入した際に色々とお世話になった担当の営業さんから電話がかかってきました。どうやら、明日の午後1時ころに訪問してくれるそうなのだが。
以下は、翌日のワンシーンです。応接室に社長と営業マンが座っています。営業マンが口火を切ります(左:営業マン、右:社長役のあなた)。
社長!お忙しいところすみません。いつもお世話になります。当社の複合機をいつもご利用いただきありがとうございます。
いえいえこちらこそありがとう。便利に使えてるよ。
御社はそろそろリース契約が終了となります。ご提案なのですが、かくかくしかじかで、他の法人様同様に複合機を最新の機種に入替えた方が望ましいのですが、古い機械を使い続けるのって少し抵抗ありませんか?
そりゃまぁ新しい方が良いとは思うけど、もう入替えなきゃいけないの?
いえいえ絶対ではありません。ご存じのとおりこういったOA機器は日進月歩で、どんどんと新しく進化しております。どうせなら、一番良い製品を使い続けていただきたいと思っていて、その気持ちからこういったお話しをしているのです!
そう思ってくれるのはありがたいのだが、うちはそんなにお金ないよ。
机の上にスッと資料が持ち出される。
いえいえそんなご謙遜を。実はこの件なのですが、今なら1ヶ月前に出た最新機種が同様の利用料金で使えます。社長が以前ご希望されていた今まで無かったこれこれこういう機能が備わっており、既に導入した法人様で大変好評なんですよ。
ふーん、そうなんだ。満足度が高いんだね。その機能が付くのは嬉しいね。
そうなんです!この機能がついたんですよ。やっぱりこの機能はあった方が便利ですもんね?
そうだねー、その機能ならあった方がそれはもちろん嬉しいなぁ。
ですよね。きっとご満足いただける製品と自負しております。
更に会話は続きます。
社長もご存じかもしれませんが、一般的に複合機は約5年に一度入替えるのが常識であり主流です。今ならいついつまでに入替を決めていただいた法人様はキャンペーンの対象となり、10社限定で入替にかかる全ての設定・費用、現在の残っているリース料金は全て私どもで負担するので、この機会にいかがですか?
そうなの?入替えた方がおトクなのかな?
もちろんおトクです!実はこのタイミング導入していただければ、社長には長年お世話になっているので、導入した際になになに(おまけ)もお付けしますので、ぜひご決断いただけると嬉しいのですが。
…沈黙のクローヂング…
以上で、俳優さんの社長(あなた)と営業マンのやりとりは終わります。
実はこれ、皆さんがご承知のとおり売り手の「思惑」なのです。確かに更なる最新機種が手に入るというコトは、新しい製品を使ってみたい、または「手中におさめたい」という気持ちにステータスがある方なら喜ばしく嬉しいポイントかもしれません。
さらには月々の利用料金も、約5年前の機械と変わらない料金で使えます。更には欲しかったあの便利な機能も搭載されているとなると、お客様にとっておトクで魅力的なの事は間違いありません(営業マンの腕の見せ所で以前のリース代金がチャラになる事も)。
でも、新たに負担する金額は約5年間でおよそ1,000,000円(ゼロが多い)です。月々に直すと、約17,000円なので大きな負担にはなりませんが、されど1,000,000円程があなたの負担になるのです。とっても大きなお金が動くコトになるのは免れないのです。新機能・最新機種と、かかる費用を天秤にかけたトキ、はたしてどちらに傾くかを十分に見極める必要があると考えます。
また、これまで使っていたまだまだ現役な複合機(コピー機)はどこへ行くのでしょうか。今度こそ、月に帰ってしまうのでしょうか(ま、そんな事はない)。その答えは、主にリサイクルへの旅立ちなのだといわれています(果てしない旅)。リサイクルするには、業者さんに引き取ってもらわなければいけませんので、かかる費用はしっかり相談してください。
最後に
これまで長々と再リースのオススメポイントを紹介してきました。この記事を読んで「今度は再リースをしようかなー」と思った場合は、ぜひ販売店さんと相談してください。状況によりますが、相手さんの「売り込み」にはお気を付けください(複合機が壊れていて買換えをされる場合は別)。
また、再リースと同様にこういった方法もあります。それは、複合機(コピー機)をレンタルするやり方です。費用面も大きく変わらず、もし再リースの条件が悪い場合に選んでいただきたい方法です。
その悪い条件とは、(1)再リースしたとたんに保守サービスが別途料金になった、(2)再リースが半年ずつの更新で半年ごとに料金負担が増える、(3)トナーや消耗品を定期的に別途購入しなければならない、などです。
該当の条件がある方で、複合機(コピー機)の入替えを検討中の方は、ぜひお声がけください。われわれは相談してもらえるだけでもありがたいので、お気軽にどうぞ!皆さんの失敗しない複合機(コピー機)選びのお役に立ちたいまるプリです。
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