コピー・複合機の部品や用語の紹介

みなさんが何気なく使用している複合機には様々な部品が組み合わさってひとつの複合機となっています。そのほか複合機にて使用されるさまざまな用語があります

それではどういった部品がありどのような役割を果たしているのでしょうか。

また聞き普段は馴染みのない用語等も紹介していきます。

トナー

文字を印字するときに必要な粉のことです。

トナー残量がなくなったときや、トナーが劣化して印刷品質が悪くなった場合にカートリッジごと交換する必要があります。

モノクロプリンタでは黒い粉(ブラック)を使用、カラープリンタではブラック/シアン/マゼンタ/イエローを使用します。

トナーにもコピー機メーカーによって呼び方が異なることがあります。
様々なトナーの呼び方がかかれてますが、総称として「トナー」と呼ばれてます。

ドラム

トナーを記録紙に写すための消耗品です。

レーザープリンタやレーザー複合機は、ドラムユニット内の「感光体ドラム」 と呼ばれるローラーに、トナーをのせて記録紙に押し付けることで印刷をします。

ドラムもコピー機を使い続けるうちに磨耗していく消耗品ですので、ずっと替えないままでいると印字不良が起きることがあります。
トラブルを防ぐ為には定期的に交換していただく必要がありますのでトナーを3回交換したら、ドラムユニットを1回交換していただくと、トラブルなどが起きにくく、コピー機・複合機を快適にご使用いただけます。

コピー機、複合機で心臓部といえるのが「ドラムユニット」です。
印刷品質を保つためコピー・複合機本体がドラムユニットの劣化を自動で判断します。

コピー・複合機の仕組みとは、トナーをふりかけたドラムを紙に転写して印刷するということですね

フィニッシャー

ホチキス留めや紙折り、穴あけパンチなど、プリント出力と連携して行うと便利な作業があります。この印刷の後処理を行ってくれるのがフィニッシャーです。フィニッシャーは、取り付けられる機種が限られていますが、大量印刷に特化したコピー機や複合機には取り付けられる場合が多くなっています。

フィニッシャーは、内部で用紙をパドルで引きこみ、タンパーで紙揃えを行うなどの複雑な仕組みが構築されています。また、フィニッシャーには主にインナーフィニッシャーとサドルフィニッシャーの二つの種類があります。「インナーフィニッシャー」はコピー機本体内部の排紙口に付けるもので、「サドルフィニッシャー」はコピー機の外側に取り付ける大きな機械です。

ウォームアップタイム

コピー機・複合機の電源を入れてから、印刷が可能になるまでの時間のことです。このウォームアップタイムが短ければ、すぐにコピー機を操作できるということです。

メーカー発表値は一定の気温により算出されており、室温が著しく低くなる冬場などでは、コピー機のウォームアップタイムが長くなることもあります。

ドキュメントボックス

コピー機でスキャナーやFAX機能で読み取りした原稿データを、コピー機本体の内蔵ハードディスク等に保存することで再度使用ができる機能です。

日報など定期的に必要になる雛型データを蓄積しておくと、すぐに印刷が出来てとても便利です。また、保存しているデータは、プリントアウトするだけではなくFAX送信したりPCに保存することも可能です。

※コピー機の機種毎に機能や呼び名に違いがあります

TWAIN(トゥウェイン)

イメージスキャナーやデジタルカメラなどの画像入力装置用のインターフェース規格の1つです。また、それを実現するためのAPIを定めています。
イメージスキャナーなどの入力装置にTWAINを使った画像入力用のソフトウェア(ドライバーソフトやプラグイン)が付属しており、TWAINに対応したアプリケーションから呼び出すことでアプリケーション内に画像データを取り込むことができます。 少し馴染みのない言葉かもしれませんが、この規格があることでコピー機やカメラ等のメーカーや機種を問わず、撮影した画像やスキャン画像を使うことができます。

スーパーG3

電話回線を使って文書や画像を送受信するファクシミリ(ファクス)の規格で、ITU-TS という団体によって標準化された国際規格です。

まず G3 FAX はアナログ回線に対応したもので、基本規格では A4サイズ の原稿1枚を約60秒で送信できます。解像度は 200 dpi ×200 dpi。現在、ほとんどのファクス機が G3規格に対応しています。 その後、モデムの進化などに伴って、A4原稿1枚を家庭用では約30秒、業務用では約20秒で送れるようになりました。また、同じメーカーのファクス機同士で送受信する場合、独自の圧縮技術を使ってさらなる高速化が実現されている商品もあります。

いかがでしたか。

これらはほんの一例です。故障した際等修理の際はよく使う部分になったりもします。

普段何気なく使っている複合機ですが紐解くと色々な部品や用語がございます。

今回は豆知識としてご紹介いたしました。