オフィスの複合機やコピー機の「リース契約」、どうなっていますか??

どうも!まるプリ編集部です。

リースと言えば、クリスマスのグッズを思い出しますよね。幼い頃は、サンタクロースがプレゼントをくれるって信じてました。

でも、今回はそういったメルヘンなお話しではなく、リースはリースでも「リース契約」の件についてすこしばかり紹介をしたいと考えております。

われら「まるプリ」では複合機をレンタルして頂くサービスとなっておりますが、複合機やコピー機を利用しているお客様のなかには、その機械を導入する際にリース契約をされていると思います。

また、複合機・コピー機を自前で購入している企業様も中にはありますが、多くの企業様はリースを活用しているのではないでしょうか。リース契約期間が終了にともない、「まるプリ」をご利用いただくお客様も多くいらっしゃいます。その方が、メンテナンスの手間がかからなかったり、新しい機種を使えたりするメリットがあるからです。複合機のリースをする際には、しっかりと契約を確認しないとトラブルになることもあります。特に利用期間中は契約から時間が経つにつれ忘れていたことや契約内容などあまり覚えていない方もいらっしゃいます。

よくあるリースの相場などをみて今一度契約内容を確認する機会となればと思います。

◆複合機のリース期間平均何年?

日本中のオフィスで、使われることが多い複合機・コピー機ですが、ほとんどは期間が定められたリース契約によって機器が導入されています。こうしたリース期間については、借りる企業側が自由に設定できるわけではありません、リース会社が提示する期間を確認して契約することになります。どのようにその期間が設定されているのか、

リース期間の相場がどのくらいかをチェックしてみましょう。

*複合機の耐用年数に関して*

複合機のリース期間については、リース会社が「しめしめ」と勝手に独断で決定→提供しているわけではなく、法律的な裏付けを基に決められています。

じつのところ税務が関係してくる契約なので、国税庁が機器の耐用年数を決めており、その耐用年数をベースとして減価償却をしないといけない為です。複合機の耐用年数は5年と定められています。そのため、リース会社は5年のうちに減価償却する必要があります。この耐用年数と減価償却期間によって、リース期間が計算されます。

*複合機のリース期間の上限*

リース期間は、国税庁で定めている耐用年数によって決まりますが、その計算式は「耐用年数×120パーセント」となっています。この式によって求められた年数以下のリース期間とすることになっています。複合機の場合は耐用年数が5年ですので、最大で7.5年のリース期間を取ることができます。

そのため、実際の契約においてはリース期間の上限は7年ということになります。

多くの企業は、余裕を持って6年という契約をしていたところもありましたが、最近はギリギリの7年までのリース期間設定をするところが多くなっています。

*複合機のリース期間の下限*

リース期間の下限についても、耐用年数との関係で決められることになります。その計算式は、「耐用年数×70パーセント」です。ここで出てくる数字よりも長い年数をリース期間として設定することになります。

そのため、複合機の耐用年数である5年を当てはめると、リース期間の下限は3年です。

こうして出てくる上限と下限がそのままリース契約の基本となっていることが多く、最短で3年契約、最長で7年契約までができるというわけです。

この範囲内であれば、リース会社や借りるオフィス側の都合によって変えることができます。

*リース期間でリース料の率が上下する*

リースは、リース会社が企業を信用して機器を貸すという契約です。

借りる側の経営状況により若干のリース率の差が出ます。リース率もしくは利率とは、一括支払いで購入した場合の金額に多少上乗せして支払いをしてもらう手数料の割合のことを指します。

大企業でいくつもの複合機を同時に納入するようなところでは、利率が低くなる傾向があります。

とはいえ、契約相手によって極端にリース率が変わるというほどでもなく、たいていは0.1パーセント前後の差でしかありません。実際のところリース率の差をもたらすのは、リース期間の長さになります。

会社によって利率は多少異なりますが、相場としては、以下のような利率が多いです。

  • 7年契約 1.3~1.4パーセント
  • 6年契約 1.6~1.7パーセント
  • 5年契約 1.9~2.0パーセント
  • 4年契約 2.5~2.6パーセント
  • 3年契約 3.1~3.2パーセント

こうやって見てみると、4年契約と5年契約との間の利率の差が最も大きくなりますね。

そのため、よりお得にリース契約を結ぶには、5年以上の期間設定をした方がいいということになります。もちろん、それぞれのオフィスの事情がありますので長く設定した場合にはそれだけのリスクが伴いますので、実情に合わせて契約をされたと思います。

◆リースの契約満了になったときの選択◆

ではリース契約満了後も複合機が必要な場合はコピー機を再リースするか、それまで使ってきたコピー機を買取してその後も使い続けるか、またはリース契約していたコピー機を返却して最新機種でリースを組み直すか、などの選択肢を検討する必要があります。今はリサイクルの時代ですので、新しい機種を購入しないおおむね以下の2つが選択肢となっています。

・再リース

「再リース」とは、リース契約終了後に同じコピー機で再度リース契約を結ぶことです。つまり、今までと同じ契約を延長することになります。再リースには、当初結んでいたリース契約時の料金と比べて5分の1から10分の1程度に安くなります。コストを抑えるために再リースの選択肢を選ぶ企業も少なくありません。

しかし、数年間使ってきたコピー機・複合機ということもあり、再リースのコピー機は、故障や不具合がといったトラブルが起きる確率が高くなります。リース料金を安く抑えることができても、保守やメンテナンスの料金が高額になる恐れがあるため、再リースでコピー機を導入する際は注意が必要です。

・買取り

「買取り」は、使ってきたコピー機を買い取り、その後も使い続ける方法です。買い取ってしまえば自社のものとなるため、何年でも使い続けることができ、導入費用も抑えることができます。

しかし、リース機器の買取りに対応しているリース会社は多くありません(ほぼほぼナイと言っても過言ではありません)。たまたま、応じてくれるリース会社があった場合でも中古市場での価格に相当する価格での販売となります。これは、リース機器を格安価格で販売すると、税務上リース取引が否認される可能性があるためです。

リース契約終了後のコピー機の買取りは意外とハードルが高く、再リースの場合と同じく、買い取った機種に故障・不具合などのトラブルが生じる可能性もあるため、オススメはいたしません。

◆もうひとつの選択肢◆

これまではリース契約のよくある相場や契約後の流れをご案内しました。

リース契約を現在続けているかたへの再確認ができるきっかけとしてきましたが、

もうひとつの選択肢として

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企業様のコストを抑えることができるもうひとつの選択肢となりますのでぜひご検討ください。

「まるプリ」コラムで以前紹介した、「複合機導入はリース/買取/レンタルのどれを選ぶのか?」→→コチラをクリックしてください←←

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