プリンター・複合機の「ドラムカートリッジ」は消耗部品です!

四国と関西圏のプリンター/複合機ならお任せ!メンテナンスマンの西村です

レーザープリンター・複合機には「ドラムカートリッジ」と言う部品がついています、知らない方も多いと思いますが、印刷するには欠かせない部品の一つです。

プリンター・複合機を使っていると、「ドラムカートリッジを交換してください」と表示が出て、慌ててメンテナンス業者を呼んで交換してもらった経験がある方はご存じかもしれませんが、プリンター・複合機の消耗部品になりますので、故障ではありません。 今回は、ドラムカートリッジについてご説明いたします

ドラムカートリッジとは

ドラムはトナーを紙に印刷するためのパーツで、中には「感光体ドラム」というローラーがあり、トナーを紙に押し付けて印刷します

ドラムは摩擦や帯電不良などで消耗してしまうため、定期的なメンテナンス(交換)が必要な部品です、また汚れの付着が起こりやすいので、お掃除で取り除く事で綺麗な印刷を維持できます

メンテナンスをせずに使い続けると、綺麗に印刷できなかったり、色がぼやけてしまったり、印刷データがかすれたり、トラブルを引き起こしかねません。

2種類のドラムカートリッジ

一体型カートリッジと分離型カートリッジの2種類があります、それぞれのメリットとデメリットとは、、、

【一体型カートリッジ】

トナーとドラムが一緒になっている為、トナー交換時にドラムもまとめて交換する事でメンテナンス交換ができ、最小限の手間で済ませられるのがメリットです

ただ、トナーまたはドラムのどちらか片方に原因があった場合でも、まとめてメンテナンス交換になるため、コスト面はやや高額になりやすいのがデメリットです

【分離型カートリッジ】

トナーとドラムが独立している為、トラブルが起こった際には原因のある箇所だけメンテナンス(交換)できるのがメリットです。コストパフォーマンスに優れているので、プリンター・複合機の仕組みや作りをある程度理解しているようでしたら、安価に利用できます。ただ、その分だけ手間もかかるので、より手軽に利用したい方には不向きかもしれません。

プリンター・複合機のドラム交換タイミング

機種によりますが、ドラムの交換時期はA4印刷で10,000~12,000枚が目安です

プリンター・複合機が交換時期になるとディスプレイでお知らせしてくれる機種が多いですので、そのタイミングで交換する事をお勧めします。

また、交換時の注意事項として、

・直射日光や強い光に当てない

・感光体ドラムは非常に傷つきやすいので丁寧に扱う

デリケートなパーツのため、丁寧に取り扱うことがポイントです、もし、傷がつけば印刷時に文字がかすれたり、色が抜けたりします

折角、交換しても印刷の品質が戻らなければ意味がありませんので、メンテナンス業者に依頼するほうが確実です

まとめ

プリンター・複合機の「ドラムカートリッジ」について、説明させていただきましたが、保守契約がある方は、基本的にメンテナンス業者を呼べば交換してくれます。

もし、保守契約が無い方はご自身で交換が必要になりますが、比較的簡単に交換できる機種もあるため、使っている機種を確認して出来そうならチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

ただ、無理はせず専門の業者へ依頼したほうが確実と言えますね。