複合機(コピー機)から印刷した方が気付くコト(印刷ミス・ミスプリントの発見方法など)。
どうも!ミスプリントが止まらずに悪戦苦闘している、あなたの街のまるプリ編集部です!
皆さんにも経験はありませんか??
一生懸命作ったレポートをいざ複合機(コピー機)で用紙に印刷して提出すると、上司から「間違ってるよ」と誤字の指摘を受けるコト。また、表計算をして作りこんだ資料の間違いにパソコンの画面上は気づかないのに、用紙では「何か違うな」と気付くコト…。
もしかしたら、複合機・コピー機に特徴があるのでしょうか??
なぜ「パソコン画面」よりも間違いに気が付く事が多いのでしょうか??
学者の方々が色々な視点からこの事を調べているようで、様々な記事が発見できました。
カンタンになりますが、ご紹介をしてみたいと思います。
【ミスプリントを見つけやすい理由】
用紙に印刷して何かを読むとき(反射光で文字を読む)は、ニンゲンの受容モードは自動的に「分析モード」になり、心理的モードは「批判モード」に切り替わるそうなのです。
なので、ミスプリントを見つけやすくなるという一文を見つけました。
…何やら難しい言葉が続きますが、そういうコトなのだそうです。
ここでいう反射光とは、本のページを読むときのように、紙に反射して、そしてインクが染み込んだ文字を浮かび上がらせて私たちの目に飛び込んでくる光のコトを指すようです。
そして、分析モードとは文字や画像(その用紙)をくまなくチェックする様に、ひとつひとつを「情報」として読み取っていくような受け取り・受けとめ方をいいます。一方で批判モードとは、能動的にチェックしつつすみずみまで取り込んでいくような情報の受けとめ方を指すようです。
これに対して透過光という表現があります。それは、パソコンやスマホ等のモニター画面で何かを見るときのように、その画面から出る光線が、私たちの目に映像として入ってくるものをいいます。その際の私たちの認識モードは、自動的に認識モード(パターン認識モード)と、くつろぎモードに切り替わってしまうのだそうです。
ここでいうパターン認識モードとは、細かい部分は多少「ななめ読み」のようにして、全体的な雰囲気(イメージ?)を読み取る事を指します。前述した分析モードとは真逆で、たくさんの情報を短時間に処理しなければならないときは、このモードになりやすいのだと記されていました。
くつろぎモードとは、あらゆる反応・刺激に対して感覚器官を開放し、受動的になる状態を指します。ですので多量に押し寄せてくる情報などをそのまま受け止めようとするような情報の取り込み方をいいます(あまり印象深くは残らない様子)。
ただ、映画やTV番組を繰り返し何度も何度も同じモノを見続けると、内容がすっかり頭に張り付いてしまう事があるので(例えば名ゼリフがそらで言えたり)、その場合はもしかしたらモードがちょっと違うのかもしれませんね。
【反射光と透過光】
という事で、私たちが透過光で文字や画像を情報として取り込むトキは、何となく全体の状態を追うだけになってしまい、細かいところに注意がいかなくなってしまいます。なので、うっかりした「間違い」を見逃してしまうということになります。
さらに調べると、反射光と透過光を用いた際に、人はどういう反応を示すかといった実験をしているという記録がありました。内容は、同じ映画を2つのグループに分けて視聴してもらい、その際にそれぞれで反射光と透過光を使った場合どうかというモノでした。結果としてはその2つのグループで明らかに受けた印象・反応が異なっていたとありました。
決してどちらが良い悪いというわけではなく、あくまで実験結果なので一概に言い切れるコトではないようですが、そういった感じ方や受け止め方に違いが出てくる事が事実であるとありました。
少し話しは戻りますが、前述に透過光の例でスマホ等と記載をしました。ただ最近ではデバイスにより光の出し方を変えているモノもあるようです。例えば某有名な会社が作っているタブレット端末だと、まるで反射光のようにニンゲンの目が認識するような特徴があるそうです。調べていてビックリしました。
そういった透過光のデバイスで新聞や雑誌を見れば、情報として認識する事がより多く得られると考えます。
という事は、契約書といったような大事な書類は、どちらかといえば用紙(現物)にて扱う方がオススメという事ですね。ただ最近では電子化がどんどん進んでいるので、契約書が電子化になった場合は、この光の目線で例えれば反射光デバイスを用いるのが良いと感じます。また、学生が使う教科書なども電子化が進んでいると聞くので、反射光デバイスはどんどんと需要が増えていくのではないかと想像できますね。
まとめ
●発光型デバイスであるモニターなどを見るときには、ニンゲンの脳はパターン認識・くつろぎモードに切り替わるので、文書・画像を見ても全体を絵画の様に認識してしまい、細部に注意がいき届かなくなる。言いかえるとぼんやりとくつろいで見ることになりがちなので、間違いにはなかなか気が付かなくなる。
●紙媒体(用紙)に印刷すると、それは反射光として目に入ってくるため、ニンゲンの脳は分析・批評モードに切り替わり、文書・画像などを細かくチェックすることが可能となる。だから、ちょっとした間違いに気づきやすい。
ああ、本を読む事は大事だと、改めて考えさせられました。
大事な書類を、大切な取引先に提出する際は、複合機やコピー機を使って印刷し、ミスが無いかをくまなくチェックするべきですね。いやはや、複合機・コピー機・プリンターは頼りになる存在ですね。
そんな頼れる存在の「複合機」に関するささいなギモン点や不明点があれば、いつでもお問合せください。
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