インクジェットプリンターのインクカートリッジ1つでなん枚印刷できるの?
公開日: 2021年3月23日 / 更新日: 2022年10月14日
四国と関西圏のプリンター/複合機ならお任せ!メンテナンスマンの西村です。
インクジェットプリンターを利用されている方から、「インクがすぐ無くなるんだよね」と言う声をたまに聞きます。実際インクカートリッジ1つでなん枚印刷ができるのかを知ることで、今後の経費削減(大はばコストカット)に役立つかもしれません。最近のプリントコスト事情を調べてみました。ぜひ参考にしてください。
平均の印刷枚数って?
平均の印刷枚数について調査結果を発表していきます。インクジェットプリンターでA4サイズのプリントを1つのインクカートリッジで出来る平均印刷枚数はブラックでおよそ800枚。カラーだとおよそ250枚くらいでした。
一般家庭(ホーム)だと、十分な枚数かもしれませんが、お仕事(ビジネス)で使う場合は少なさを感じますね。
モノクロ印刷のみを使用する場合だと、あまり印刷しないお仕事であれば大丈夫そうですが、カラー印刷を伴う場合は、やはり「インクがすぐ無くなる」と言う声が上がっても仕方ないのかもしれません。
お仕事(ビジネス)での利用を仮説で数値計算してみて紹介しますね。あくまで仮のお話しですが、株式会社まるプリ(仮)という従業員が100名(本当は800名。。。といいたい)いる会社があったとします。ここはプレゼンなどを頻繁に行う企画イベント系の業務をしているので、カラーのプリントが毎日200から400枚行われています。そうすると、家庭向けインクジェットプリンターで仮定した場合カラーが約250枚なので、1日1つのカートリッジを使い切る計算になります。
おっとっと、こんなにたくさんプリントしていたら、はたしてどれくらいのコストがかかるのか心配になってしまいますね。というわけで次の章からは、印刷コストについて紹介していきます。
平均の印刷コスト
インクカートリッジの購入価格は平均1,200円程度でしたので、1枚にかかるインクのコストはモノクロ印刷でおよそ1.5円、カラー印刷でおよそ4.5円となります。
インクカートリッジには他にもサイズの異なる商品も存在します。それは「増量タイプ」です。値段は少し高くなりますが、容量が通常サイズの倍以上の大きさで中身の容量が多いインクカートリッジがありますので、さらに印刷コストを下げることも可能なようです。くれぐれも購入される際は、サイズなどをお間違えないようにご注意ください。
ここで、先ほどの有名企業である株式会社まるプリ(仮)の例を出してみましょう。
1日200から400枚のプリントなどをするこの株式会社まるプリ(仮)で計算すると、1日1,200円確実にかかる計算になるので25日稼働した場合は最低でもおよそ30,000円かかってしまいます。それとは別に、消耗品やブラックインク代も別途かかるので、きっと35,000円を超えるのではないでしょうか。
年間だと420,000円を超えるので、コストカットに観点をおけばやはりリースかレンタルがオススメではないかと思います。
まとめ
インクカートリッジは、もともとの容量が少ないため、インク切れしやすく感じますが、印刷コスト面で見れば、1枚当たりの単価は安く抑えることができそうです。もしかしたら、安く抑えることができそうな気がするだけでしょうか。
特にフルカラーでプリント・コピーをされる場合は、事務所にある業務用の複合機(コピー機)と比べると、格段に安くなる場合があります。
使用用途に合わせて複合機(コピー機)とインクジェットプリンターを活用することは、コスト削減に大きく役立つ可能性がとても高くあります。
レーザープリンターにはカウンター料金が設定されており、フルカラー印刷の1枚単価は相場で15円~20円程度が多く設定されています。ただし、カウンター料金には機械の保守料金も入っている為、単純に計算できるものではありませんが、インクジェットプリンターも業務用プリンターも上手く活用できれば、ストレスなく印刷ができそうです。
" New Column "
-
2024/09/20
【まるプリ】を実際に導入している法人様とは?(香川編)
-
2024/08/20
家庭用プリンターを業務用複合機(コピー機)に変えるときのコツ
-
2024/05/28
【まるプリ】を実際に導入している法人様とは?(徳島編)
-
2024/05/25
複合機(コピー機)の「リース契約」自体についてオサライ
-
2024/05/24
利用しているプリンターの処分方法について
-
2024/05/23
複合機(コピー機)・プリンターの「オフライン表示」対策(チェック3項目)
-
2024/05/22
複合機(コピー機)の人数当たりの適正な設置台数について