【未来予測?】2030年以降の複合機・コピー機業界はどうなるのか?

 

 

どうも!未来へのワクワクが止まらず、ドキドキをときどき飛び越えてしまいそうになる「まるプリ編集部」です。

 

今回は、未来予測?と題しまして、複合機・コピー機業界について「まるプリ」独自の目線で内容をまとめていきたいと思います。はじめに、これまでの複合機・コピー機業界の事を少し紹介していきます。その後に着地点が予測不可能な「どうなるのか?」を発表しますので、ぜひ最後までお付き合いください。それではどうぞ!

 

これまでの複合機・コピー機業界10年間とは?

 

複合機・コピー機業界は今から約10年前の2013年から、グングンとうなぎの様に上昇傾向でしたが、ここ数年ではペーパレス化の進行などにより、市場の縮小傾向が少しずつあらわれているようです。皆さんの記憶にあると存じますが、2018年にコピー機の大手複合機メーカーである富士フィルムビジネスイノベーション(以下、富士フィルム)が数万単位、リコーが数千単位の人件費削減の発表をしました。私たちまるプリ編集部内にも衝撃がはしった事を昨日の事のように覚えています。

 

数年前から「斜陽産業」と呼ばれている複合機・コピー機・プリント関連業界が、流行性の新型ウイルスの影響などにより、大きく業界同行が変化しようとしているようです。そのもっともな理由は、世界的にペーパーレス化が進んでいる事です。このペーパーレス化の広がりにより、複合機・コピー機業界は収益の悪化など厳しい状況であるといわれていますが、だがしかしで業界は数社が市場を独占しており、収益自体は優れているのです。世界や日本の市場が多少収縮しても、収益を確保し続けられているといわれています。

 

ちなみに、複合機・コピー機業界のトップはゼロックス(日本は富士フィルム)、リコー、キヤノンとなります。その中でもゼロックス(本家はアメリカ)は、世界シェア1位で20.1%を誇っています。リコーは16.4%、キヤノンは15.7%、コニカミノルタ14.0%と、日系企業だけで過半数を占めています。日系3社は、カメラ関連産業で成長しています。日本の企業って誇らしく素晴らしいすよね!

 

続いては、ペーパーレス化に伴う、業界の変化について詳しく解説していきます。

  

ペーパーレス化による複合機・コピー機業界の変化

 

改めましてになりますが、複合機・コピー機業界やプリンタ業界の問題は、ペーパーレス化が加速している状況です。ペーパーレス化がすすめば当然ながら「プリントする」「コピーする」といったオフィス内での行動が少なくなるのは想像の通りです。そうなれば、リース型での導入をしているオフィスからはプリントやコピーの度に課金されるカウンター料金の収入が減少してしまいます。

 

仮のお話しで例え話を紹介します。東京にオフィスを構える四国出身の大企業である「まるプリ」社(仮称)は、これまで月に10,000枚印刷している部署がありました。同様に印刷をしている部署が計10部署あり、大企業「まるプリ」社では印刷枚数が月に100,000枚だったのですが、社長さんが「プリントを30%減らしなさい」と社員総会で発表した翌月から大企業「まるプリ」社の合計印刷枚数は、なんと半分の50,000枚になりました。

 

と 一例ではありますが、そういった印刷枚数を50%OFFにカットした企業が、日本全国約4,000,000社(21年に経産省が調べた情報)には少なからず2から5%あると考えます。少なく見積もって200,000社あるかもしれません。具体的な計算はしませんが、相応の事象が事実としてこの日本では巻き起こっているのです。

  

また 新型ウイルスの影響に加え、市場構造自体の変化が起こっているようです。複合機・コピー機業界は、前述した通り最近ではコピー枚数が減少し、売り上げの伸びが期待できなくなっています。さらには、海外に主力生産工場がありますが、主力工場がある諸外国の人件費が依然と比べてどんどんと高くなってきているのが実情です。市場構造の変化というのは、予測外の「人件費高騰」です。

 

10年前から企業もリストラを繰り返してきています。国内工場にある工場生産を廃止し、海外への工場へ移転し始めました。日本の人件費は高く、部品コストも高いので、生産拠点をそのまま移します。工場勤務だけでなく、総務や調達部門も部門廃止にともなう人員削減をされています。次では市場構造の変化について紹介します。

 

さらに追い打ちをかける「市場構造」の変化

 

 

先述した通り、複合機・コピー機業界は、世界レベルでも日本の企業が上位を独占しています。大型の複合機は、日本製が優位です。複合機は高度成長の時代はコピーの増加で右肩あがりで成長を続けてきました。しかし、近年は企業のデジタル化が進み、コピー・プリントしない状況がどんどんと進んできています。

 

そして、市場構造も変化しており諸外国での人件費は、もはや我々の目に映るよりもはるかにスピードを上げて、高騰しています。数年前から、日本国内の大企業内でベアと呼ばれる賃金アップがありました。でも世界はそれをはるかに凌駕しているそうなのです。

 

それに対抗する技術が登場!

 

働く人たちの賃金が高騰するなか、世の中の生産技術にはどんどんと人口知能の技術(AI化)が進んでいます。もちろん、複合機・コピー機の生産部門にも比べるとますますAI化が進み、AIによるナビゲートシステムに従えば、ベテランと同レベルの試作点検も可能になってきています。

 

そして、AI機能を搭載した複合機・コピー機も登場しており、複合機・コピー機の機器自体が以前から比べると未来っぽく進化しています(しゃべって反応してくれる複合機・コピー機もアリ!)。これから起こるであろう世の中全体の変化に応じて、複合機・コピー機業界はもっともっと変化していく事でしょう。では日本では無く世界はどうなのでしょうか。

 

複合機・コピー機の普及が充実した状況のため、市場の拡大はこれから劇的に増えるのは困難だと予測します。ただし、発展途上国では複合機・コピー機が普及される余地がありますが、やはりいつかどこかのタイミングでペーパーレス化が進むと予想されます。

 

それらの現状や予測をもとにすると、複合機・コピー機業界は販路の拡大と会社同士の買収や提携が進められていくでしょう。発展途上国への複合機・コピー機本体の輸出や保守・メンテナンスサービスなどで利益を維持しようとしている企業は増えるのではないでしょうか。もしかしたら、複合機・コピー機のレンタルサービスも、海を越えて諸外国で求められる様になれば嬉しいですね。

 

次からは、少し変わった視点からの未来予想の元ネタを紹介していきます。

 

リモートワークやフリーアドレスが浸透

   

 

新型ウィルスの影響で、日本国内では会社の事務所に出勤せず、自宅や出先(カフェ)でリモートで仕事をする機会が生みだされました。いわゆるリモートオフィス(テレワーク)・フリーアドレスの登場です。我々「まるプリ」編集部でもちょっぴり増えるようになりました(個人的にはランチ代のコストカットになって嬉しい記憶しかない)。

 

先述した通りですが、複合機・コピー機は、オフィスに設置されており印刷(使用された事)を源に収益としています。しかし 新型ウイルスの蔓延により、諸外国の経済が停止されてしまい、安定的に収益をもたらしていた欧米でもロックダウンなどで世界的にオフィスで印刷がされない状況に陥りました(あの時はどうなる事かと心配した者です)。この日本でも、一時期は宣言にしたがって外出が制限された事もありましたね。きっとその時期をリモートワークで過ごしていた方は、会社にある複合機・コピー機を利用しなかった事でしょう。

 

複合機・コピー機の利用が減少したのとは打って変わって、家庭用のプリンタ業界では、自宅で仕事をするリモートワーク(テレワーク)が増え、家庭用でのプリンタが活躍しました。プリンタ業界では消耗品の販売数量が増えて、収益の改善に繋がったようです。世の中では「オフィス関連」の収益は減少し、家庭向けの「ホーム関連」の収益は上がったとメディアでは事あるごとに報道されていましたね。われわれまるプリ編集部内でも、家庭用ゲーム機のリモート対戦が流行っていたのはこのころです(マリカ対戦最高)。

 

お待たせしました。これまでの事情やこれからの予測を踏まえて、次の章では【未来予測?】を発表いたします!

 

【未来予測?】2030年(10年後)の世界とは?

 

考えたくはないのですが、2030年までには再度大規模なリストラが起こる可能性があります。そして、企業間には買収などハナシも出てくるのではないかと予測します。そうする事で今まで1社だけだったオリジナルの技術が、取り込んだ他社の革新的な技術とリミックスされ、革新的なムーヴが巻き起こる事でしょう。これはまるプリ編集部が考えているコトなのでハズレるかもしれませんが、もしかしたら複合機・コピー機のメーカー同士がくっつく(合体ロボ化)かもしれません(名前もくっついてしまうので新会社フジリコノンプ製のスーパー複合機が登場するかも?なにそれ?)。

 

また、複合機・コピーを必要としないバーチャルな世界がアタリマエになり、ヒトとヒトはリアルではなくバーチャル空間でカンタンに仕事ができる時代がくるかもしれません。例えば、全てがメタバース等のバーチャル空間内で電子化された契約書にて電子決済のやりとりができる状況になるかもしれません(電帳法のさらなる改定による完全書面発行ゼロになるかも)。

 

複合機・コピー機業界だけではなく、世の中の変化に伴って生活がもっと便利になると考えています。きっと大きな変化が起こると予測しています。われわれが想像している大きな変化とは、政府がすすめているマイナンバーカードの普及が加速して、今はまだ「ねばならない」といったカードの普及ではなく、カードをもっていてしかるべきな状況・生活になっていくでしょう。そうする事で、マイナンバーを使ってコンビニで使用したマルチ コピー機(複合機)の使用料がキャッシュレス決済出来るようになるかもしれません(病院・車両・口座紐づき)。

 

「マイナンバーでナニモカモ」がキャッチコピーでメディアの露出には売れっ子俳優さんを起用し、最終的には宇宙旅行代金の割引まで実現可能になるかもしれませんね(そうなれば嬉しいですけどもw)。

 

最後に真面目なお話しに戻すのですが、複合機・コピー機業界は複写機をベースにした「クラウド型」のサービスに移行してきています(もうすでにそっちへ片足の付け根までつっこんでる)。PDF化したドキュメントデータをクラウド上で管理して、オフィス内だけにとどまらず企業全体の業務をスムーズにサポートしていくでしょう。

 

ですので、複合機・コピー機業界は、その機器本体の販売だけではなく、一連のクラウド化サービスのや、電帳法対策が実施可能なソフトとハード(古い表現)を組み合わせた、いわゆるオフィスまるごとのサービス提案が常識となっていく事を予測しています(スデニソウナッテイル)。

 

まとめ

 

2020年に世界が変化しました。リモートワーク・リモートオフィスの広がりによって、世界的にサーバーの需要が高まりました。日本国内でもフリーワイファイやインターネットが使えて当然という環境がどんどん広まりつつあります。

 

カンタンにまとめると2030年以降は、複合機・コピー機業界は市場規模がより縮小し、複合機・コピー機の機器販売だけではなく、クラウド化や電子化の問題解決を一緒にしたトータル提案が活発に行われ、市場のさらなる活性化と広がりが予想されます。

 

恐らくですが、トータル提案をまるまる受けてしまうと、高額なコストがかかってしまうはずです。もしも「やっぱり複合機・コピー機ってそれ単体でも必要だよね」という考え方や必要性があるのならば、何らかで手にしなくてはいけません。そんな次の時代は「バーチャルだ」とか「電子化が常識よ」と予見されるのに、リース導入で長期間しばられるのはもったいないですよね。

 

短期間の利用をしていただき次の時代に備えるなら、断然「レンタル」がオススメだと考えています。もちろん、需要や利用方法によって異なりますが、もしも「なるほどな」と賛同いただけた方は、一度お気軽にお問合せいただきたいと存じます。まるプリなら、業務用複合機レンタルが5,500円からで提供可能です(条件アリ)。もちろん、FAXやA3カラー両面印刷、封筒印刷、スキャナ機能などあらゆる仕様に対応しています。