複合機(コピー機)でFAX送受信に大切なモジュラーケーブルについて

 

 

どうも!近畿(大阪・兵庫・京都・奈良)と、四国(愛媛・香川・徳島・高知)にて、サスティナブルな時代にピッタリな「業務用コピー機(複合機)」を、リフレッシュ&リユースにてレンタル提供をしている「まるプリ」です。

 

複合機(コピー機)には、FAX送受信機能が備わっています。しかし、新規開業で業務を始めたばかりのころはFAX送受信機能を使わない場合が多く見受けられます。でも、商売繁盛で業務が忙しくなると必要になってくるのが事実ですよね。

 

「まるプリ」のユーザー様の例ですが、レンタルプリンターを導入されたばかりのころは、小型なFAX機(家庭用の電話+FAX)を元々使用していたのですが、家庭用のFAX機ではインクリボンを別途購入しなければいけないので、それを購入(発注)や取り換え(作業)の手間がかかるから、いっそのこと業務用複合機(コピー機)で送受信したいと変更される方がいます。

 

やはり最初に家庭用の小型なFAX機をお金をかけて購入しておられるので、勿体なく感じてそのまま何も疑わずに使用しているケースはあるでしょう。コンコルド効果(サンクコスト効果)ですね。

 

話しがだいぶそれましたが、この記事では「FAX送受信」に関する準備についてご紹介をいたします。モジュラーケーブルを購入した事が無い方向けに、どういった物を準備すればよいかをカンタンにご紹介いたします。

 

複合機(コピー機)に合うモジュラーケーブルの種類

 

複合機(コピー機)に合うモジュラーケーブルの種類はどれがよいのでしょうか?モジュラーケーブルとは電話やFAXに使われるケーブルの事です。どれも同じに見えるのですが、実は種類がいくつかあるのをご存じな方は少ないかもしれません。

 

モジュラーケーブルには大きく2種類あり、それぞれが特徴をもっています。順番に1つずつ紹介をしていきます。

 

スタンダードケーブル

複合機(コピー機)に限らず、FAX専用機種などによく使われている一般的なカタチをしているモジュラーケーブルです。直径3mmの太さがあるので頑丈なところが特徴です。例えば、配線するときにオフィス家具などにグニャリと曲がって配線できるのでとても勝手が良いタイプです。

 

また一般的によく利用されている事には理由があります。それは通信が安定しやすいのでノイズの影響があまり起こらない事があげられます。

 

フラットケーブル

複合機(コピー機)にも使われるフラットケーブルは、マットの下を通したりオフィス家具と床との狭い箇所を通さなければいけない場所にはうってつけなケーブルです。フラットタイプの強みはそのスタイルで、直径というより薄さ1mmしかない隙間もスルスルいけます。

 

フラットケーブルの弱点は、耐久性です。細く鋭い特徴がありますが、その分何かに引っかかってしまった場合にチョンギレてしまう可能性があります。フラットケーブルを利用される場合は、強度が低いところは気を付けなければいけません。

 

どっちが一番よいのか?

結局、複合機(コピー機)を設置する場所によって答えはわかれてくるのですが、やはり一般的なモジュラーケーブルである、「スタンダードケーブル」に軍配があがりますね。しかし決める使うのはこちらをご覧になっている読者様なので、ご自身の環境に合わせたケーブルを購入すると良いでしょう。

 

2芯(ニシン)?サカナの事か?

 

サナナの事ではありません。複合機(コピー機)を会社で使う場合、間違いないのは6極4芯タイプです。ではこのニシンとかヨンシンとかそれはいったい何なのかというと、配線されている数の違いです。極数(キョクスウ)は溝の数で、中に通っている配線の数によって使う機種が異なります。

 

めちゃくちゃカンタンに覚えるのであれば、(1)6極2芯は家庭向き用、(2)6極4芯は仕事用とメモしてください。ではなぜそうなるのかをシンプルな書き方で解説をいたします。

 

もう一つあった6極6芯(最強説)

話しがそれますが、芯の数が増えると複雑な通信を行う事ができるようになります。よって、6極6芯のモジュラーケーブルは、インターホン(ドアホン)等に対応した電話機とつなげる際に使うと覚えてください。

 

ただ時代とともにインターフォン(ドアホン)等ワイヤレス化されており、6極6芯という最強っぽい名前のモジュラーケーブルは世の中への登場回数が激減しているようです。見かけたらほめてあげてください。きっと顔を赤らめて喜びます。

 

大は小を兼ねるではありませんが、6極6芯のモジュラーケーブルは、6極4芯や2芯のモジュラーケーブルとしての役割も果たしますので、ご安心ください。手元にある6極6芯はオールマイティに使えます。

 

6極4芯(選手) 

これはビジネスフォン(多機能電話機)向けのモジュラーケーブルです。前出の理屈通り、6極2芯としても使用可能です。

 

もちろん、複合機(コピー機)にも使用可能です。ビジネス向けとして、まるプリのレンタルプリンターを利用いただける際に、FAX送受信を必要としているのであれば6極4芯の準備がオススメです。

 

6極2芯(サカナか?)

 

複合機(コピー機)にも使える、6極2芯の紹介です(サカナではありません)。芯の数が少ない分、ネットで見てもわかりますがお値段が他のどの芯よりもお手頃な金額です。

 

真面目なお話しですが、一般的な電話機・FAX機など普通の機械用だと思ってください。家庭用としてはまったく問題のないニシン君です。続いては、FAX送受信のためにモジュラーケーブルをどう絡ませていったら良いのかを紹介いたします。

 

余談ですが8極さん(決して寒くはありませn)

6極の上がいました。それは8極さんです。普段はLANケーブルって呼ばれています。このタイプのケーブルは残念ながら、複合機(コピー機)のFAX送受信用としては使えません。家電量販店にモジュラーケーブルを調達に行った際に、どうかお間違えのないようにお買い求めください。不明な際は、店員さんにお尋ねください。

 

複合機(コピー機)でFAX送受信したいなら

 

複合機(コピー機)でFAX送受信をしたいなら、電話回線の提供会社が設置してくれているモデムと仲良く手をつなぎましょう。

 

モジュラーケーブル(6極4芯)を事務所内で配線される際に、事務所の動線に気を付けてください。そしてパソコンからデータ出力させるためにLANケーブル(8極)も配線されるはずなので、同じく動線の邪魔にならないように配線をしてください。

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さあ、いよいよ複合機(コピー機)とモジュラーケーブルのドッキングです。差し込む際は、優しく丁寧にまるでお花のように扱ってください。複合機(コピー機)でFAX送受信をしたいんだと唱えながら差し込むとスッとうまくいくようです。

 

複合機(コピー機)で気を付ける事

と冗談はさておき、複合機(コピー機)に差し込む場所を間違わない様にしてください。まるプリの複合機(コピー機)はモジュラーケーブルを差し込む口が2つあります。(1)LINE=正解です。(2)TEL=間違いです。正解のLINEでなければFAX送受信はできません。もしもできない場合は差込口をチェックしてください。どんなに優秀で天才的で魅力的なモノも、間違った場所では花が開きません。

 

インターネット側のモデム側で気を付ける事

もしも複合機(コピー機)とモデムへモジュラーケーブルを差し込んでもFAXが送受信できない場合は、モデムの差込口にあるランプの状態をチェックしてください。ランプがまったく光っていない場合は、故障を疑うかあるいは電源コンセントをチェックしていただきたいです。後者で解決すれば問題ありませんが、故障の場合は別の機械へ取り替えてもらうなど、提供会社へ速やかにお問合せ願います。

 

まとめ

 

複合機(コピー機)でFAXを送受信するためのモジュラーケーブルのお話しをしてまいりましたが、皆様お分かりいただけましたでしょうか。

 

まるプリの複合機(コピー機)でFAX送受信をしたい場合に買いそろえるなら、モデムから複合機(コピー機)を設置されている場所までの適度な長さのモジュラーケーブルをスタンダードケーブルで6極4芯にしてください。また差込口を間違えないようにお気を付けください。

 

もしもそれでも複合機(コピー機)からFAXの送受信ができない場合は、まるプリのメンテナンス(月額料金内で対応)時にお声がけいただければ、しっかり対応いたします。お気軽にお問合せください。

 

話しは変わりますが、複合機(コピー機)を買取で運用されている方、メンテナンスの事で心配はありませんか?おそらくですが、保守サポートを月額で支払っておられる場合、トナー買取(キット)プラン運用に設定されているため、別途出張料金がかかっている可能性を心配します。

 

定期的なメンテナンスとトナーが月額料金に含まれている(プランによる)、まるプリの方がほぼ定額制なため、経費の計算がカンタンです。もしもご興味があればお気軽にお問合せください。