【2022年】複合機・コピー機等のOA機器の中古市場とは?
更新日: 2022年10月6日
どうも!着ている服のほぼ80%がリユース品なのですが、その中の40%がビンテージ品でありたいと願う、「まるプリ編集部」です!
日本中の、ほとんどすべてのオフィスに設置されているOA機器。必需品ですが、台数が増えてくると、導入コスト負担も重いものがありますよね。
それゆえ中古品の購入を検討される方も多いと思うのですが、「安物買いの銭失い」にならないだろうか、という懸念もあります。
今回、中古OA機器市場について概観してみると同時に、中古コピー機・複合機を導入する場合の懸念事項、注意点などについて調べてみました。これを読んで、良質な中古品を導入してください。せっかくであれば、良い品をお買い得価格で手にしたいですもんね♪
中古OA市場に出回っている機器について
世の中の中古OAショップでは、以下のような機器が販売されています。近年の在宅勤務の影響でテレワーク用品も増えているようです。はたしてどのようなモノが物品としてあるのでしょうか。一例を紹介していきます。
<機器の種類>
・複合機・コピー機(カラー・モノクロ)
・FAX専用機
・小型プリンター(カラー・モノクロ)
・A2対応複合機(用紙サイズA2まで対応できるもの、いやはや珍しい✨)
・ビジネス電話機(多機能電話機)
・シュレッダー(パワーシュレッダー、幅広シュレッダー、フロアシュレッダー、デスクサイドシュレッダー、機密文書専用シュレッダー、コンパクトシュレッダー)
・パソコン用ディスプレイ(モニター)
・無線LANアクセスポイント(ワイファイポイント)
・ネットワーク用ハードディスクドライブ
・テレワーク用ヘッドセット
・小型プロジェクター、大型プロジェクター、スクリーン
・web会議用大型ディスプレイ
・無停電電源装置
と、いう具合に並べるとたくさんありますね。新しい物品や製品は高額ですが、中古(リユース)品ならお手頃な価格で買えそうな気がしちゃいます。
中古って大丈夫なの~コピー機・複合機を例に
市場に出ている中古品は、どのくらい古いのでしょうか。通常は、リース(5年)終了品が多いようです。精密機器で、そんなに古くて大丈夫なのでしょうか。コピー機・複合機を例に、みていきましょう。
(1)いつまで使えるの
コピー機・複合機の法定耐用年数は5年です。でも、耐用年数どおりに機器更改する会社は、多くありませんから、中古市場に出てくるときにはそれより古くなっているかも…、しれません。もちろん、状態が良いモノもあるのでタカラ探しの様に巡り合うまで電話や実際に足を運んだり、ネットで調べるのも良いでしょう。
一方、コピー機・複合機の寿命は、プリントアウト300万枚といわれています。カウンター枚数(※)で確認はできますが、前ユーザーがどんな使い方で、どんなトラブルを起こしていたかを知るすべはありません。
また業界の統一ルールも定まっていないため、一部業者は粗悪品を扱っており、注意が必要です。
(※)カウンター枚数は、これまでプリントアウトした枚数を表示します(自動車の「累計走行距離計」のようなものです)。良心的な販売業者は、カウンター枚数を教えてくれますし、通販サイトなどで公開しているケースもあります。ただ業界には「カウンター枚数を積極的には公開しない」という文化もあるようで、注意が必要です。
(2)販売価格別特徴について(A3レーザー複合機の場合)
実際「良いものは値段も高いはず」という経験則に基づき、販売価格別に特徴をみていきます。値段の高いものは、リースアップ(5年経過)未満のものもあります。
① カラー20万円以上、モノクロ10万円以上
現行モデル、最新モデルで、品質、機能とも満足いくものです。修理・保守対応も可能です。ただし、流通量は多くなく、入手は容易ではありません。
② カラー10万円~20万円、モノクロ5万円~10万円
旧型モデル。修理・保守はかろうじて対応可能ですが、品質、機能は劣ります。
③ カラー10万円未満、モノクロ5万円未満
3~4世代前のモデル。機能は限定的(コピーとFAXのみが多い)で、修理対応も不可能で、壊れたらそれまでになってしまいます。ああ、ネコ型ロボットの時間をさかのぼらせるコトのできるふろしきがあれば、使用期間は伸びるはずなのですが。。。
(3)保証期間について
「1か月」または「1,000カウンター達成」の早いほうまで。というコトバを聞いたり耳にしたりしたことはありませんか?
これは「読んで字のごとく」となりますが、保証期間の原則は商品到着から1か月までですが、使い方の頻度が高く、1か月経過前に1,000カウンター到達したときには、その時点で保証が終了します。
(4)保証内容
① 修理
② 同等品との交換
③ ①②の対応ができないときに限り、返金
上記の順番で対応されますが、当然、ユーザーの過失は対象外です。
(5)保守サービス
上述の通り、中古品でも保守サービスが付帯できるケースがあります。内容は、新品の場合と同一です。以下はカウンター保守契約の場合ですが、スポット保守契約が締結できる場合もあります。
<カウンター保守契約に含まれるもの>
・定期点検
・サービスマンの派遣費用
・修理の技術料(部品代別途)
・トナー補充
(注)カウンター保守とは、毎月の印刷枚数に応じた料金を支払う形態。
(6)購入時の支払い
リース契約は原則不可です。一括払い(銀行振込など)により対応します。
まとめ
いかがでしたか。中古のコピー機・複合機を使ってみよう、という気になりましたでしょうか。
これまで「新品オンリー」だった会社でも、最近の電気料金をはじめとする諸物価の高騰により、新たな経費節減策を考えざるを得ない状況になっています。正しい知識を身につけて、良心的な業者から、品質のよい中古品を購入・導入されることを期待します。
われわれは、複合機(コピー機)のレンタルサービスを提供しております。エリアは、関西(大阪府・京都・兵庫県・奈良県・和歌山県)、四国(香川県・愛媛県・徳島県・高知県)です。もしもこれまで紹介したような中古品トラブルが心配な方や、地元に密着したサービスを受けたいと考えている方は、ぜひ【まるプリ】サービスへお問合せいただけると幸いです。
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