【節電】複合機(コピー機)の省エネ対策とは?
公開日: 2022年6月28日
どうも!「入園代を節約している」と豪語はしているが、実のところ絶叫マシンを目の前にするとガクブルが止まらず、楽しめない理由からテーマパークへ行く事に消極的な「まるプリ編集部」です。
近ごろ、節電に関するニュースや話題が多くなってきましたね。皆さんのオフィス(事務所)ではどういった対策をされていますか?
今回は、OA機器や複合機(コピー機)にフォーカスして消費電力を減らす「省エネ対策」について紹介いたします。この記事が皆さんのオフィス(事務所)へお役に立てれば幸いです。まずは電気がどの時間帯にどれだけ使用されているかから、調査結果を発表していきます。
オフィスでは何が一番電気を使うのか?
一般的にオフィスの使用時間は、「おはようございます」の9時から「お疲れ様でした」の19時頃までと統計が出ています。オフィスでの電気使用量は先ほどの使用時間の中で比例して増え、経済産業省の資源エネルギー庁が調べたデータによると、12時から16時がピークに達する傾向にあります。一方で夜間は減るのですが、オフィスとは逆に家庭での電気使用が増えるようですね(ヒトが動くところに電気の使用アリ)。
消費する時間帯が理解できたところで、いったい何に電気が使われているか発表していきます。エネルギー庁の集計した「電気消費の内訳(2022年6月版)」のデータをもとにした結果は以下の通りです。オフィスビルの場合、空調が約49%、照明が約23%、パソコン約7%、複合機約7%、その他約14%の結果とあります。
全体の約15%と四分の一を占めるのが、OA機器や複合機(コピー機)でした。これはしっかり対策をしなければいけませんね。では、次の章から対策方法あれこれを紹介いたします。この次からは、基本アクションとして対策の事例を紹介していきます。
オフィスの節電対策とは?
まずOA機器や複合機(コピー機)で節電対策として思いつくのは、「省エネ」モードです。「それゆけぃ!節電じゃー!!」と、そちらへ舵を切ったからといって電気消費量の少ない機器へ、オフィス内の全てを買いかえる事はなかなかできません。現在使用しているOA機器や複合機(コピー機)を「省エネ」モードにしておければ、具体的な計算がはじきだせなくても幾ばくかの対策ができます。
また、OA機器(パソコンや会議用モニター等)は長時間席を離れる際に、電源を切るか待受けモードにしておくだけでも節電効果があります。または複合機(コピー機)が複数台あるオフィスにおいては、頻度に応じて稼働させる台数を減らす事で、節電効果が全体の約2%あるそうです。
次により効果があらわれるのは、照明や空調です。照明は可能な範囲で点灯する器具を間引きする、または使用していないエリアの電気を消灯してください。これだけで約15%の効果が見込まれるようです。
そして次は空調の節電です。節電室内温度を27℃前後にした場合(無理しすぎると熱中症になってしまいかねない)、約7%の節電効果がでるようです。冷えすぎても暖かすぎてもダメなので、そのオフィスにとって適温にしてください。
具体的な複合機(コピー機)の省エネ対策
いきなりの質問です。あなたのオフィスは、ファックス機とコピー機とスキャナ機が別々に存在していますか?
なぜこの質問かというと、OA機器の数が多いほど消費電力が増えるからなのです。結論からいえば、OA機器をそれぞれ複数所持しているのであれば、一つにまとめた方が節電効果はバッチリあります。先ずはOA機器がオフィス内で複数に分散していないかどうかをチェックしてください。バラバラに使用している事がわかったなら、複合機(コピー機)へ一本化する方法をご検討ください(最後は予算や効果で決定)。
次に紹介するのは、「省エネモード」を常に発動させておくことです。ここ10年ほど前から販売されている複合機(コピー機)・プリンター等には、一定時間使用しない場合にスリープモード機能があります。このスリープモード機能を必ず設定しておくことで、一定時間経過すればオートで勝手にディスプレイも消えてくれるので、消費電力を抑える事ができます。
このモードはOA機器の中で最も多いであろう、スマートフォンやパソコンにも存在します。使用している一人一人が気を付けて、使わない時にスリープするように設定してください。決してまるプリ編集部の誰かさんの様に、自分自身もスリープしないでいただきたい。心からそう願います。
次に、ムダでムダなコピーをしない事です(あえてムダ2回使った)。なぜかといえば、OA機器は使用すれば使用するほど電気を使用するからです。節電活動をしているオフィスならなおのこと、活動期間中は不必要なプリントやコピーをしないでください。
複合機(コピー機)はそのボタンを押せば、その人の思うままに動き(操れ)ます。「プリント」か「コピー」も、人間がそれぞれの思いのままにボタンを押すから、機械は抵抗する事なく動いてくれるんです。だからこそプリントやコピーをするならば、ミスやムダを省かなければ、「省エネの道はない」という事をしっかり頭の中に刻み込んでください。
ムダやミスを抑えるという事は、コスト削減にもつながります。仮に1週間のムダ・ミスプリントで3,000円くらい損をしているとしたら、1年間で約160,000円も損をしています。電気量もコストもダブルでカットできるので、この活動を続けてほしいと頭を地面にこすりつけてお願いしたい気持ちでいっぱいです。
最後になりましたが、最終扇は「待機電力」のカット方法です。あなたのオフィスは土曜・日曜・祝日は無人になりますか?もしも答えがYESであれば、週末の夜に仕事が終わればコンセントをそっと抜いて帰ってください。また、ウィークデイなら毎晩オフィスを後にする際に、本体の主電源を切っておくのも良いでしょう。
具体的なOA機器の省エネ対策
パソコン1台が消費する電気量は、複合機(コピー機)1台と比べたら少ないのは事実です。でもパソコンの台数は1台だけではありませんよね。パソコンが100から200台同時に動いているオフィスも存在します。
例えばパソコン1台が100消費として、複合機(コピー機)が10,000消費とした場合、パソコンの数が100台を超えるだけで、複合機1台と同じ電気量を消費します。自分だけは大丈夫という気持ちにならずに、一人一人がその手元のパソコンをしっかり省エネにして使う事が大切です(塵も積もれば山となる)。
具体的な省エネ対策は次の通りです。アタリマエに「省エネモード」、「スリープモード」を設定してほしいです。使っていない時、席を離れる時に消費する電気を極力減らす様に、皆さんでチカラを併せて取り組んでいただきたいと願っております。
次に、パソコン類のディスプレイの明るさ調整をお願いしたいです。できければ、業務に支障がなければ50%以下が望ましいです(暗すぎると逆効果なので×)。
とある博士のこんな記事を見ました。その内容は、パソコンディスプレイが明る過ぎると、知らず知らずのうちに目の疲労がたまってしまうそうです。疲労が蓄積してしまうと、睡眠不足になりがちです。睡眠不足になると、日中の集中力が低下します。集中力が低下してしまうと、業務効率が下がります。業務効率が下がると、先には業績悪化が懸念されます。いわゆる悪循環です。ディスプレイの明るさは適度なレベルを設定しましょう。
まとめ
いかがでしたか? 以上が、省エネ対策のあれこれでした。
省エネも、やりすぎると業績悪化になりかねないという結論になりました。やはり何事も適度なバランスのとれた対応がちょうどいいのですね。皆さんも気を付けてください。
カンタンにまとめると、OA機器や複合機(コピー機)の省エネ対策は以下の通りです。
(1)省エネモードを必ず設定。
(2)ムリ(をしない)・ムダ(を省く)・ムラ(が出ないようにミスを無くす)の撤廃。
(3)自分ヒトリだけ大丈夫と思わずに節電対策運動に積極的に参加。
ではないでしょうか。
先述したような、オフィスに「スキャナ」も「コピー機」も「FAX機」もバラバラな状態で使用していて、一刻も早く省エネ活動を行いたい方に朗報です。われわれ【まるプリ】なら、消費電力が少ない大型複合機(コピー機)をレンタルしております。しかも利用期間に縛られる事なく、手軽に始められる特徴があります。うちの複合機(コピー機)は、ECOな良い子(土佐弁でエーコ)です。気になる方は、お気軽にお問合せください。
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