複合機(コピー機)の適正な印刷スピードとは?

公開日: 2022年8月12日

 

 

どうも!「カレー」よりも「うどん」を「飲み物」だと確信し始めた、夏のまるプリ編集部です。とにかく、盆踊りは素晴らしいですね。

 

いやはや盆踊りにもいくつもの踊り方やリズムがある様に、複合機・コピー機・プリンターなどの機械にもさまざまな種類のものがありますよね。どの種類の複合機・コピー機・プリンターを選ぶのか、そして、どのくらいのスピードが適正といわれるのか、気になるところです。実は、その適正スピードを算出できる方法があるので、皆さんの購入時にお役立ていただけると存じます。

 

今回はそんな複合機・コピー機・プリンターの適正なスピード等についてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

 

 

適正な印刷スピードを求める前に

 

はじめに、適正な印刷スピードの概念を紹介いたします。例えば、これから事務所を開業して新たに複合機・コピー機・プリンターを構える方なら、適正なスピードについてとても気になるところでしょう。

 

発表します!「適正な印刷スピード」とはズバリ、毎日何枚くらい印刷される予定かを仮でも良いので計算してみるところから始まります。

 

「でも そんな事言われても、使う前からわからないよね」。という声が聞こえてきそうです。しかし、そこを想像してみれば、適正な印刷スピードの機械がおのずと定まっていくのです。その答えに踏み込むその前に、ちょっと複合機・コピー機・プリンターの件についてまるプリ編集部なりの紹介していきます。

 

これだけはあなたの魂にうったえたいセリフです。くれぐれも、複合機・コピー機・プリンターの営業マンから一方的に言われるがままの提案だけで決めないでくださいね。具体的には、「御社のオフィスには1分30枚印刷ができる機械が妥当でしょう!」です。それは、営業マンの売りたい(成績になる)機械の提案かもしれません。

 

複合機・コピー機・プリンターの種類とは?

 

まずは、種類(タイプ)別から紹介していきます。複合機・コピー機・プリンターには、大きく分けるとインクジェットタイプと、レーザータイプの2つあります。インクジェットタイプは液体のインクを使用している複合機・コピー機・プリンターで、プリントヘッドという場所からインクを出して紙にプリントします。

 

一方でレーザータイプはトナーという粉状の色材を紙に定着させるやり方です。定着させるには熱を加えているので、印刷された用紙が出てくるとほんのり暖かさを感じるのはこのためです。まるでヒトのぬくもりのように感じますね(それはワタシダケ?)。

 

インクジェットタイプの特徴とは?

 

インクジェットタイプの方が、レーザータイプよりも解像度や色の再現性が高く、プリントされた画像がキレイなので、写真の印刷などに適しているといえます。また、レーザータイプよりも比較的価格も安価なものが多く、サイズも小さいので家庭・小規模オフィスなどでも使いやすいと感じます。

 

先述したとおり、画像プリントには最高で色々なメリットはあるのですが、その反面で、デメリットは印刷のスピードが遅いこと、そして、プリントされた文字・画像は滲みには弱いというところがあります。

 

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レーザータイプの強み・弱みとは?

 

先述したとおり、インクジェットタイプにはメリット・デメリットがあるのですが、レーザータイプは、インクジェットタイプの印刷スピードが遅いというデメリットをカバーしています。つまり印刷のスピードが速いのです(中には1分で100枚のプリントができる機種もあります)。

 

それだけではなく、プリントされた用紙の文字などが滲む事も少なく、文字やグラフ等はとても美しく印字されます。という具合に滲みに強い特徴をもっています。ですが、その分、解像度や色の鮮明さではインクジェットには劣るでしょう。さらに、価格も高くて本体自体のサイズが大きいものが多いのです(あしこしどっしりタイプ)。

 

インク・レーザーそれぞれの利用場面・設置場所

 

レーザータイプのほうは、会議で使うような資料作成などカラー出なくてもいいようなものなどに向いているので、会社・学校・施設などで見かけるのはこちらでしょう。ただし、現在では、インクジェットタイプを会社でよく使うこともありますし、家庭で使いやすいようにサイズが小さめになっているレーザータイプも登場しています。

 

ようするに、昔はなんとなく「インクジェットタイプは家庭、レーザータイプは職場」という方程式の様なものが出来上がっていましたが、最近ではそうではない事が声を大にしていえるのです。

 

このように、種類の違う複合機・コピー機・プリンターというのは、それぞれに特化したものや、向いているもの向いていないものなどが違ってきます。こうしてざっくりと二つに分けてみるとわかりやすいのですが、インクジェットタイプの中にもさらに種類分けがされていて、詳しくみていくとバランス型、大容量インクモデル、ビジネス向けのモデル、写真印刷に特化したモデルなどがあります。

 

これも、それぞれに向いているものや、持っている能力が違ってきます。この中で、一般家庭に最も多く普及しているものというと、バランス型と大容量インクの二つといえます。

 

ここで利用の枚数によって機種を選んでもらうのがベターだと、まるプリ編集部は気づきました。次の章からは枚数に合わせた複合機・コピー機・プリンターの選び方を、そう適正な印刷スピードの求め方をご紹介していきます。

 

適正な印刷スピードの求め方とは?

 

さぁ、いよいよクライマックスです。適正な印刷スピードの求め方、考え方を記していきます。これをぜひ参考にしてください。

 

まるプリ編集部が紹介している求め方は、毎日印刷する枚数を仮でもよいので考える事です。毎日印刷する枚数が1,000枚なら、営業日数が20日だと20,000枚/月間の印刷と計算できますよね。月に20,000枚の印刷なら1,000枚をこなすための枚数を算出しなければいけません。また1日に戻ってのお話しですが1日が8時間営業の場合、1,000枚の印刷を行うために1時間あたり125枚の印刷をしなければ間に合わない計算になります。

 

1時間に125枚という事は1分に2.1枚となり、1分に2枚しか印刷出来ない複合機・コピー機・プリンターは正直ありえないと思うので(カタツムリな機械か相当ウツクシイ写真プリントなみ)、その数値を15倍します。1分に31枚印刷ができれば、1時間で1,860枚印刷できます。もうそれだけで十分ですよね。という事で、1日に1,000枚なら1分30枚機がオススメとなります。

 

というような考え方でいくと、この数値からもご理解いただけるように一般的な複合機・コピー機・プリンターである1分25枚機はとても優秀な機械です。もしも月間500枚の印刷をされるなら、このスピードでも十分間に合うと理解していただいて構いません。

 

複合機・コピー機・プリンターのあれこれ

 

という事で、あなたのオフィス(事務所)の月間印刷枚数が1,000枚であるなら、1分20から25枚機で問題ありません。この数値を導入の際には参考にしてください。

 

もちろん、メーカー・機種によって複合機・コピー機・プリンターの価格や印刷の解像度やスピードも変わってきてしまいます。なので、複合機・コピ―機・プリンターを買いたいけれど、どこのブランドから出ているどのモデルのものを買えばいいのか、なかなか判断がしづらいという点があります。また、インクには染料インクと顔料インクの二つがありますし、この二つのインクの特性の違いがプリントした後の出来上がりに大きな変化を生じさせます。

 

染料インクは発色が良く、光沢感がありますが、水に濡れると滲みやすいことや、完成までに時間がかかること、色あせやすいというデメリットもあります。顔料インクは、鮮やかさよりも耐性があることや、速乾性に優れています。

 

そのため、ビジネス文章の印刷に向いているといえます。なるべく早く、スピーディーに資料などの作成をしたい場合、時間をかけないで早く印刷したいのであれば、顔料インクでの印刷がおすすめです。

 

用途によって、使いたいインクの種類も変わってくるのです。染料インクであるならば、本来ぼけやすい写真の細部まで綺麗に印刷することができたり、滑らかなグラデーションも再現することができます。また、仕上がりも光沢感などがあり、写真を綺麗にプリントしたい場合にはおすすめです。

 

どんな用途で使うものを印刷したいのかによっても、選ぶコピー機は変わってきてしまいます。そこに搭載されているインクの種類なども、同じような大容量型の印刷機出会ってもブランドごとに搭載されているインクの種類や数が違うこともあります。搭載されているインクの種類が変わってくると、仕上がりの色味なども違ってきてしまいます。また、大量に印刷したいときに便利な大容量モデルですが、こちらは印刷スピードがかかってしまうことがあります。

 

ここもブランドごとに違ってくるという特徴があります。メーカーによっても複合機・コピー機・プリンターのスピードが違うようです。また下位モデルとなる方が、印刷時間は伸びていきます。上位モデルであれば、十数秒程度で終わるような印刷も、下位モデルとなるとムチャクチャ長くかかるモデルもあります。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

今回は、複合機・コピー機・プリンターの適正な印刷スピードの考え方について紹介いたしました。

 

毎日何枚の印刷を実施されるのか、しっかり予測を立ててから妥当な1分〇(あてはまる数がある)枚機の複合機・コピー機・プリンターを選んでください。それが、あなたにオススメの複合機・コピー機・プリンターになるはずです。

 

もしも業務用の複合機(コピー機)を導入されるならば、リース導入という方法はありふれており、長期間のしばりが生じてしまいます。われわれは今の時代にピッタリな、レンタルの方法をご提案いたします。複合機(コピー機)は、やはり高額商品でございます。手軽な安さと速さで選ぶなら、【まるプリ】がオススメです!