複合機(コピー機)は階段しかない場所へどうやって運び込むのか?費用がかかる理由

 

どうも!近畿エリア(大阪・兵庫・京都・奈良)と四国エリア(愛媛・香川・徳島・高知)にて、サスティナブルな時代にピッタリな「業務用コピー機(複合機)」をリフレッシュ&リユースしてレンタル提供をしている、レンタルプリンターの【まるプリ】です。

毎日のお仕事を円滑に業務するには、やっぱり複合機(コピー機)が必要ですよね。

 

エレベーターがなく、階段しかない雑居ビルやアパートも数多く存在します。そのような場所の一室に、どのように複合機(コピー機)を運び込むのか気になるのではないでしょうか。

エレベーターがあれば搬入はスムーズにいきそうですが、階段しかない場所だと搬入するのに苦労しそうですよね。この記事では、階段しかない場所に複合機(コピー機)はどのように運び込むのか、そして、費用がかかる理由について解説します。

エレベーターがなく階段しかないケースも多い

高層マンションなどではエレベーターがあるのが当たり前ですが、2階建てや3階建てのアパートなどではエレベーターがないところも少なくありません。高さ31m以上の建築物は、エレベーターの設置が法律で義務付けられています。 そして、高齢者向けの賃貸住宅、あるいは有料老人ホームなどでは基準がより厳しくて、3階建て以上の建物に対してはエレベーターの設置義務が必要です。

ですが、先述のように、高さが31m未満、あるいは高齢者向け住宅ではない場合、必ずしもエレベーターを設置しなければいけないわけではないのです。そのため、複合機(コピー機)を階段しかない場所にどのようにして持ち込めば良いのかと、気になっている方も多いでしょう。業務用複合機(コピー機)ではなく、卓上のコピー機だと搬入や設置は自分自身で行うのも不可能ではないですが、複合機(コピー機)は業者に依頼することになります。

複合機(コピー機)は精密機器ということもあって、引っ越し業者は請け負ってくれないことが多いです。もし請け負ってくれたとしても、高額な費用がかかることが考えられます。ですから、複合機(コピー機)の搬入は専門業者に任せることになるでしょう。

1階だと階段を使う必要がないので搬入はまだ楽ですが、2階や3階かつエレベーターがない場所に複合機(コピー機)を搬入するのは、とても大変なのです。

階段しかない場所へ複合機(コピー機)を運ぶ際の手順

複合機(コピー機)は、ドラムユニットやトナーカートリッジやなどが入っている本体部分と、給紙カセットの2つに分解することが可能です。当然、ドラムユニットやトナーカートリッジなどの本体部分のほうが重たいです。分解時は、コピー機を横向きにするのはご法度。本体部分は精密な部品が数多く装着されていることから、横向きにしてはいけません。トナーカートリッジを装着したことのある複合機(コピー機)であれば、トナーがこぼれ落ちることもあるでしょう。ですから、取り扱いには細心の注意を払い、横向けにしないようにする必要があります。

そんな複合機(コピー機)を階段のない場所に運び込む場合、以下の手順で進めていきます。

1. 背負子(しょいこ)をセッティングし2人体制で作業する

ドラムユニットやトナーカートリッジやなどが入っている本体部分と給紙カセットの2つに分解した後、まずは肩に背負子(しょいこ)をセッティングして2人体制で作業します。

背負子は荷物を背に負って運ぶ際に用いる運搬具で、商品を傷つけないように使用します。1人で階段作業を行うのは困難なため、2人あるいは3人体制で行うのです。

2. 振動を与えず階段を慎重に上がる

階段はかなりバランスが崩しやすいため、ゆっくりと慎重に上がらなければなりません。もし振動を与え複合機(コピー機)が傾いてしまうと、故障の原因になります。ですから、可能な限り慎重に作業を進め、振動を与えないようにすることが大切です。

3. 搬入先で設置する

無事階段を登り切れば、背負子を片付け、分解した2つを元通りにして搬入先で複合機(コピー機)の設置をします。装着部分をネジで固定し、問題ないか確認します。設置時は、スペースが十分に確保された場所で行い、印刷のチェックと調整が終われば、作業の完了です。

複合機(コピー機)の階段作業で追加費用がかかる理由

複合機(コピー機)の階段作業では、追加費用がかかります。その理由は、階段作業は精密機器ということもあり慎重に運ばなければならず、2人以上で作業する必要があるからです。

ですので、どうしても人件費や手間代が余分にかかってしまうのです。メーカーや依頼する業者によって金額は違うのですが、階段作業の相場は1階あたり8,000円(税抜)となります。これに加えて、搬入設置費用がかかります。

また、各アパートやマンションによって、階段の幅や種類が異なるため、事前にそのことを伝えておく必要があるでしょう。エレベーターのない場所への複合機(コピー機)の搬入は非常に大変で手間がかかることから、どうしても追加費用がかかってしまうことを理解しておいてください。追加費用がかかるといっても、余計に何万円もかかるということは少ないため、その点は安心できます。

まとめ

ここまで、階段のない場所への複合機(コピー機)の搬入、そして、階段作業で費用がかかる理由について解説しました。エレベーターのない場所への搬入だと、作業が大変になります。複合機(コピー機)は精密機器ですし、慎重に搬入しなければなりません。また、作業時は2人以上で行う必要があるため、追加費用がかかるのです。ですから、その点について知っておきましょう。