【必読】アップル製品での印刷・プリント規格とは?
公開日: 2022年3月22日
どうも!まるプリ編集部です。
春になると、アップル製品がとても売れているというウワサを聞きつけ、アップル製品での印刷についてご紹介したいと考えてペンを握りしめております。
以前のコラムでも紹介しましたが、もちろんアップル製品(iOS)が様々な複合機・コピー機・プリンターで使用できるコトは調査済みでございます。
Macでの印刷に関するコラムはコチラ ⇒ https://marupri.com/mac-marupri/
それでは、アップル製品がどういう仕組みで様々な複合機・コピー機・プリンターで印刷できるのかを、つきつめていこうと思います。この記事が皆さんのお役に立てると幸いです。
【規格はアップルにしかない「ほにゃらら」である】
実は、アップルが商標登録しているワイヤレスプリンターの規格が存在するんです。その名を「AirPrint」(エアープリント)といいます。
具体的にはiPhone、iPad、MacなどのApple製品と「AirPrint」対応のコピー機・プリンターを無線LAN上で接続し、双方をケーブルで繋ぐことなく(ワイヤレス)プリントが可能な技術です。
この機能を1度使うと、なかなか従来のプリント方式には戻りづらくなります。そういった声がとても多く聞こえてきます(編集部もそう思っております)。
通常だと、パソコンでコピー機・プリンターを使うためには「ドライバ」という、そのコピー機・プリンター専用のソフト(インターネット上には各メーカーが無料で提供しているケースが多い)をパソコン側にインストールした上で、双方をケーブルで繋ぐ必要があります。「AirPrint」対応プリンターは、プリンター側が無線LANネットワーク上でApple製品を自動認識してくれるので、カンタンな操作でプリントできるという画期的な技術なのです。もちろんドライバの設定は必要ありません(設定をあえてする事もできるようです)。
iPhoneを操作しながら「このページをプリントしたい」と思ったら吉日、例えばサファリから見ていたホームページにある情報をちょちょいとプリントする場合は、四角から矢印が上に飛び出ている様なマークをタップしてプリントが可能です。「プリンタ」(iPhone上の表示)を選択したらその右上(シリーズによって画面表示が違う場合があります)のプリトをタップすれば、勝手に印刷されるという優れものです。
【「AirPrint」対応の印刷機(コピー機・プリンター)を選ぶには】
「AirPrint」が便利な規格である事を改めてご理解いただけたと思うので、ここからはコピー機・プリンターなら何が適しているかを少しばかし紹介していきます。
まず紹介をするのは、家庭用としても大活躍している各メーカーさんです。勝手ながらオススメ3選にて記すと、「ヒューレットパッカード」「キャノン」「エプソン」ではないかと考えています。手軽に購入ができる商品を多く販売しているので、選びやすいメーカーさんです。最近では家電量販店だけではなく、大手インターネット購入サイトからもパパっと買えるので、どういった機種が良いかは大きさ・価格・インクの種類等で選びたいものです。
世界で一番売れているコピー機とは?? ⇒ https://marupri.com/sekai-no1/
例えば、スマホで撮影した写真や、スマホで入力している仕事関係のメモ等をダイレクトに印刷したいと思うコトは多々あるはずですので、「AirPrint」の機能を活用すれば効率アップになり手間がかからず時短でやりたいコトができるはずです。
基本的で初歩的な部分であれば、LANケーブル接続が可能であり、ワイヤレス接続が可能な機種を選んでいただきたいです。近ごろのプリンターではワイヤレス接続がついていない商品はほぼほぼありませんので、失敗するコトは無いと存じます。
【予備知識!「AirPrint」以外の規格はあるのか?】
ズバリ答えを記すと、別の規格は存在するのです。
それは、「Wi-Fi Direct」(ワイファイダイレクト)という規格です。
「Wi-Fi Alliance」(ワイファイアライアンス)と呼ばれる、アメリカ合衆国テキサス州にあるWi-Fiの業界団体(無線の結社みたいな表現でカッコイイ)が作った、世界共通の規格です(Wi-Fiブランドの普及活動等を行っている)。一方で、Apple独自の規格が「AirPrint」となります。
「Wi-Fi Direct」も無線状態でプリントが可能であるという意味では、「AirPrint」と同じ様に思われるのですが、実はこの2つが似て非なるものなのです。
まず「AirPrint」を説明すると、「AirPrint」は同じワイヤレスネットワーク上にApple製品とプリンターが存在していなければいけません。次に「Wi-Fi Direct」を説明すると、プリンター自体がWi-Fiの電波を発する親機(無線LANの電波塔みたいなイメージ)になります。ですのでプリンターが自分のマシンから、専用Wi-Fi電波を出すので、そのWi-Fi電波にスマホやタブレット、パソコン等を接続するというものです。
つまり「AirPrint」は無線ルーターと当然ながらインターネットに接続できる状況が無ければ活躍・作動しませんが、「Wi-Fi Direct」は無線ルーターもインターネット環境が無くてもプリントできる技術なのです。
近年で発売されたコピー機・プリンターは「AirPrint」と「Wi-Fi Direct」の双方に対応しているモデルが多いので、Apple製品以外も「Wi-Fi Direct」を利用してワイヤレスプリントが可能になっています。
いかがでしたか??
「AirPrint」とはなんぞや の秘密という名の霧が、すこしはれたのではないでしょうか。それにしても電子機器の進歩は目まぐるしいですね。またどんどんと新しい規格が出てくるはずですので、これからも調査を続けていきたいと思います。また、次回会う日までというコトで、お開きにいたします。最後までご覧いただきありがとうございました。
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