複合機(コピー機)の【代表的なメーカー】の特別な特徴とは? ~知ってトクする!~
公開日: 2022年9月3日
どうも!メカニック(機械)のメーカーには特別な思い入れがメッカメカある「まるプリ編集部」です(恐らくメッカメカをメッチャメチャと表現したい)。
さて、複合機(コピー機)を選ぶ時は、各社それぞれの特徴や強みを把握し、用途にもっとも最適な一台を選びます。商品に限らず、サービス内容を含めた総合的な見当も重要なポイントです。
とはいえ、いざ選ぶとなると、何を基準に選ぶとよいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
これから紹介するコラム(記事)内では、富士フイルム、リコー、シャープの3社をピックアップし、それぞれの特徴を解説しています。複合機(コピー機)選びの参考に、ぜひ記事内容を最後までぜひご覧ください。
高度なセキュリティに強みがある富士フイルム
富士フイルムの複合機(コピー機)は、かつて富士写真フイルムとイギリスのランク・ゼロックス社との統合で生まれた富士ゼロックス社によって販売されていました。
富士ゼロックス時代には、革新的なファクシミリやファクシミリとコピー機が一体となったデジタル複合機の販売を行うなど、複合機(コピー機)の分野にて、パイオニア的な存在を確立します。
現在、複合機・コピー機の分野では「ApeosPort」「DocuCentre」の2シリーズでシェアを獲得しています。また、複合機・コピー機と連携可能なドキュメント管理ソフトウェア「DocuWorks」も好評です。
情報漏えいを防ぐための3つのセキュリティ
多くの個人情報や社外秘の機密情報を扱う企業では、情報の取り扱いは極めて重要です。富士フイルムの複合機(コピー機)では、スキャンした文書のPDF化と、パスワードの暗号化など、基本的な機能を中心に、不正プログラムの検知機能も備えています。
不正な複製を禁止するための隠し文字印刷や、オプション機能のデジタルコード埋め込みなど富士フイルムのセキュリティは、他社との明確な差別化を実現しています。
⇒「ファイアーウォールによる影響とは?」 は コチラ(https://marupri.com/firewall/)
ネットワーク連携に強みをもつシャープ
シャープが複合機(コピー機)の精算をスタートしたのは1972年です。以降、40年の間複合機の分野でシェアを獲得し続け、累計生産台数は1800万台を超えました。
2001年には、米国認証機関からセキュリティ認証の、Common Criteria EAL2を受けました。複写機、プリンター分野では初めての受賞です。
家電製品が主力商品というイメージが強いシャープですが、複合機を始めとするOA機器の製造にも強みをもっています。
ビジネス用途としての耐久性が強み
シャープの複合機(コピー機)は耐久性が高く評価されています。ハードユースなコンビニエンスストアの複合機(マルチコピー機)として広く採用され、シェア率6割を誇るのは耐久性の裏付けともいえるでしょう。
コンビニエンスストアが求める耐久性と多機能性を兼ね備えている点は、他社との差別化できるポイントです。
⇒コンビニエンスストアの複合機(コピー機) は コチラ(https://marupri.com/convenience-machine/)
低コストも魅力の一つ
シャープの複合機(コピー機)は、高機能かつ壊れにくい耐久性の高さを実現しています。高機能な割に価格が安いというコスパの良さも見逃せないポイントです。
キヤノン、リコー、富士フイルムなど大手複合機(コピー機)メーカーと比べると安さが際立っており、中古市場では保守サービスが切れたモデルは、10万円以下で売られていることもあります。起業されて間もないスタートアップだけど、大型の複合機(コピー機)を一つ持っておきたいと考えている人にとって、シャープ製の機械は強い味方となるでしょう。
ただし、中古市場で機械を購入する際は十分に気を付けていただき、いわゆる「アタリ」に巡り合ってほしいです。とはいえ、購入時に支払う金額はそんなに小さくはない金額なので、今日買って明日壊れたなんてコトが絶対に無いようにしてください(使用している期間のメンテナンスにもご用心)。
⇒中古の複合機(コピー機)掘り出し物情報 は コチラ(https://marupri.com/marupuri-reuse/)
トータルソリューションに強みを持つリコー
リコーは1970年代にOA機器分野へ本格的に参入し、複合機(コピー機)分野のシェアを獲得してきました。OA(オフィス・オートメーション)という呼称は、リコーの提唱によるものです。OA機器という名前の名付け親の様なイメージでしょうか。
そして現在では、国内複合機(コピー機)分野の3台ブランドの一角を担い、高いシェア率を誇っています。得意とする光学分野の開発ノウハウが、複合機(コピー機)事業にも投入され、高い品質を維持している点も特徴的です。
高い水準で性能や機能が確保されている
リコーの複合機(コピー機)は機能が豊富で、あらゆるオフィスでの用途に対応できるよう設計されています。リコーの複合機(コピー機)に備わっている基本機能は以下のとおりです。
(1)外部機器とネットワーク接続が簡単にできる連携機能
(2)ICカード認証や顔認証と権限による利用制限の機能
(3)紙詰まりへの対処をしめすガイダンス機能
(4)両面スキャン機能
基本的な性能が高い水準でまとまっているリコーの複合機(コピー機)は、さまざまな用途へ柔軟に対応します。
多くの拠点による保守サービスの手厚さ
リコーは全国都道府県に422のサービスステーションを設けています。拠点ごとに配置されたカスタマーエンジニアの数は4,700名以上ととてつもない数値です!
万が一 複合機(コピー機)トラブルが起きた場合でも、迅速な対応が可能です。都心部だけでなく地方にもバランス良く配置されたサービスセンターによる迅速な対応は、リコーならではのもので他社との明確な差別化を図っています。
まとめ
複合機(コピー機)のシェア率が高い、富士フイルム、リコー、シャープはそれぞれに独自の強みを武器にサービスや商品内容で差別化が図られていました。
コンビニエンスストアで導入されている複合機(コピー機)は、要求される高い水準をクリアしているため、実際に導入されている複合機を参考に選ぶ方法があります。
他には、特別な機能やサービスの手厚さを判断基準にすると、より多くの選択肢から選ぶことも可能です。今回紹介した3社では、高品質な富士フイルム、コスパの良さではシャープ、保守サービスの良さでは、リコーとなります。
要求されるスペックは事業所によってことなりますので、あなたの業務内容を前提にした用途に合わせて、最適でピッタリな一台を選びましょう。
なお、5年内の一時利用を考えている場合(もちろんもっと短期も可能)、レンタルという選択もあるのです。レンタル導入は、リース導入に比べて費用を大幅に抑えられる点がメリットです。もちろんそれだけではありません。
最後に
最後になりますが、複合機(コピー機)をオフィスに導入をされる際に、リース導入・レンタル導入でのメリット・デメリットを具体的に紹介していきます。これから導入を考えている方や、今の導入を再検討される際のヒントにしていただければ幸いです。
【リース導入の場合(メリット・デメリット)】
いきなりですが、リース導入のメリットは、以下の通りです。
- 大型複合機(コピー機)の最新機種が手に入る
- 初期導入の際に負担が少ない
- 保守サポートが受けやすい
一方で、リース導入のデメリットは以下の通りです。
- 5年以上の契約で縛られてしまい途中解約が不可能
- 最新機種ではあるが機械などは全てリース会社の所有
- 月々の料金が使用する枚数によって高額になる
- 審査が必要である(審査により導入不可能になる)
- 支払い方法がリース会社の定められた通り指定になる
【レンタル導入の場合(メリット・デメリット)】
またまたいきなりですが、リース導入のメリットは、以下の通りです。
- 契約の縛りがなく短期間での解約が可能
- 審査が不要で最短翌日納品が可能である
- 支払い方法はクレジットカードも可能である(提供会社による)
- 基本的に消耗品もメンテナンスも無料である
- 月々は低価格で利用できる
そして、レンタルのデメリットは以下の通りです。
- 最新の機種ではなくリユース品である
- 初期設置費用などがかかる
- 消耗品以外の機械などはレンタル会社の所有
と以上です。
⇒もっとわかりやすいレンタルとリースの違い は コチラ(https://marupri.com/chocolate-printer/)
業務用の複合機(コピー機)なら何でもいいかなー、とにかく低価格で壊れた時のメンテナスが欲しいとお考えの方は、絶対にレンタルをオススメいたします。理由は上記にあるメリット・デメリットで明白でしょう。何ごともそうですが、やはりかかる費用・ふところから旅立つ出費は最低限におさえ、手元に残る様にすべきです。
もしもご興味があれば、ぜひわれわれ【まるプリ編集部】までご連絡ください。お待ちしております。
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