秋の夜長に、複合機「3大メーカー」の比較をしてみた

食欲の秋。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 どうも、こちらはまるプリ編集部です! 

今年も、複合機メーカーが、新しい製品を発表しています。

さあ、今年(2021年)はどういった製品をリリースしているでしょうか??

ご覧になっている方の中には、今使っている複合機が壊れて困っている方もいるかもしれない(急ぎ)ので、現状の複合機を入れ替える際の参考資料としてご覧いただければ幸いです。新しく複合機を検討している方にもお役に立つかと考えております。

このコーナーでは代表的な複合機メーカーの、「最新」の製品に関する特徴を独自の目線で発表していきたいと思います。

いやはや、目移りしそうなほど「素晴らしい複合機」が登場していますよ!

1 SHARP(シャープ)

●操作性

皆さんはメーカーの機械を有名なコンビニエンスストアで見る機会が多いと思います。

色鮮やかな「タッチパネル」が特徴で操作性もすごく評価されています(タッチした際の反応が良い)。

初めて使う方へアイコンのデザインがわかりやすいところが特徴で、コピー・スキャナー・FAXなど当たり前の機能が搭載されています。

待機画面をお好みでカスタマイズする事ができるので、いざ導入したオフィスによって使用頻度が高い機能を、「よく使うアイコン」へ表示させましょう。タッチパネルの角度や高さの変更も調整可能です。

●印刷スピード

大規模な会議などで大量の印刷が必要な場合などもスピーディーに対応可能(導入の際は、1分間に印刷できる枚数の機能であるかを確認要)です。

スキャン機能も優れており、両面スキャン機能がついているので、個人的にはスキャンからのコピーに対して手間がかかりません。

「人感センサー搭載モデル」が搭載されており、その機能をオンにしておくと、オフィスで誰かが複合機に近づくと察知して眠っている複合機が自動的立ち上がるため、印刷開始までの待ち時間がとても短いです。常に複合機から印刷処理が大量にある状態でなければ、切電モードからの復活がスムーズなので、かなりの「お役立ち機能」です。

●印刷クオリティー

印刷する際は、複合機自体が自動的に「文字・画像」といった原稿の内容に応じて最適な印刷方法に切り替わるため、紙へ出力された印刷物が読みやすく・とても美しく仕上がります。また、スキャン時に写真・文字を自動的に識別する機能も多くのモデルが搭載しています。

さらに、「カラー印刷・出力」において優れている点は、シャープ独自開発のイメージセンサーです。原稿の色をとても高い表現で出力します。

とくにそのオフィスで印刷物の画質・美しさが求められる場合では、この印刷クオリティーの高さが大活躍でしょう。

それだけではなく、学習機能を搭載している点も素晴らしい点です。

これまでの利用履歴から、稼働が少ないと複合機が判断した時間帯になると、自動的にスリープモードへ移行します。自動的にそうなるので、設定をする必要がありません。進んでいますね!

●耐久性

気温の変化、湿度の高い低いの変化が激しい環境でも、とくにトラブルなく稼働するようです。

2 RICOH(リコー)

●操作性

ひときわ大型のタッチパネルを搭載しています。スマートフォンやタブレットの操作に慣れている方であれば、フリック・ドラッグや、ピンチイン・ピンチアウト(2本指で操作する方法)、などで操作が可能です。複合機リテラシーが十分ではない利用者にも優しい設計になっており、ワンタッチ機能切り替え、見やすい大きめのアイコンが喜ばれると思います。

タッチパネルから移動できるアプリケーションサイトでは、表示画面を任意に調整できます。導入のオフィスでよく使う機能があれば、それに合わせてホーム画面をカスタマイズしておくと効率的です。一方で、「やさしくシリーズ」(勝手に名称をまとめています)が使いやすさを加速させており、「やさいくコピー」・「やさしくスキャナー」・「やさしくファックス」など、誰でも操作がカンタンで、便利な画面構成になっています。

●印刷スピード

印刷スピードに関しては、業界内でトップクラスだと考えられています。

メーカー内のハイエンドモデルであれば、「80枚/分」ととてつもなく高速です。

印刷枚数が極端に多いオフィスでも、この速度であればあっという間に対応できますね。

また、機種によっては最大で7,600を超える用紙供給に対応しており、こちらも業務効率化に貢献しています。

大きめに設計されたトレイにより、手間なく用紙を補充できるところが感動ポイントです。実は複数のトレイを共有する仕様になっているため、もともと使っていた1つのトレイの紙がなくなったからといって都度給紙する必要はありません。

●印刷クオリティー

オイルレストナーを自社開発している点が一番の特徴です。

スタンダードなトナー比較で、色彩再現領域を10%程アップさせています。風景写真などさまざまな色で構成された原稿を複写する際には、この特徴がフルに生かされるでしょう。

また、一部ハイエンドモデルには、独自開発のインク、ヘッド、さらにレーザープリンターのベルト技術をインクジェット方式向けにアジャストしたシステムにより、極めて高画質での出力を実現します。

●耐久性

導入から年数がたっている複合機の場合でも、トラブルは極めて少ないようです。

大変な紙詰まりの少なさ・印刷不良の少なさを評価する声が多く聞きます。

メーカーによる保守サービスも総じて高評価です。拠点からの距離にもよりますが、サービス依頼からの対応も早く、軽度なトラブルであれば業務に大きな支障をだすことなく復帰できます。

3 Fujifilm(旧富士ゼロックス)

●操作性

搭載しているタッチパネルは大型である事と、スマートフォンやタブレットの操作に慣れている方であれば、フリック入力対応のため快適に操作できるはずです。恐らく複合機の操作に慣れていない人でもそれほど苦労しないはずです。オプションで搭載できるヘルプ情報表示用のカラーパネルもあります。

●印刷スピード

ハイエンドモデルでは70枚/分の印刷速度に到達しており、印刷頻度が多いメーカーでも十分に対応できるモデルといえます。かなり大量な資料印刷にも適している事は間違いありません。

それだけではなく、「冊子形式」の資料を作成する場合は、オプションで搭載できるフィニッシャーがとてつもなく便利で、書類のステープル処理が自動的に行われます。

また用紙のサイズ(A4、A3等)の処理を変えるといった使い方も可能です。

●印刷クオリティー

かねてより、「印刷画質が高いメーカー」事で評価されています。

業界最小クラスの「トナー粒子」を開発し、書き込み解像度は1200x2400dpiに到達しています。

写真の中でも、風景・ヒトの肌、鮮やかな空模様(秋の空もステキに仕上がる)など、大変細かな色の変化を実現可能なので、画質は業界でもトップクラスです。

●耐久性

本体の内蔵パーツには、細かな異常を検知するセンサーが内蔵されており、大きなトラブルになる前に対応可能です。

製品サポート対応も高く評価されています。設計コンセプトとして「稼働を止めない」を掲げている事が、メーカーならではだと感じます。

いかがでしたか?

メーカーはもちろん他にもあります。なかなか、コレだと選択できないというそこのあなた!ぜひ、助言をもらうだけでも販売店舗や、我ら「まるプリ」へお問合せください。

そいった中で、後はどういった維持費がかかるかを検討して、最終導入を決定して頂けると、オフィスに合った複合機が選べると考えます。