ご存じですか?複合機(コピー機)の構造・仕組みとは

公開日: 2022年6月22日

 

どうも!暑い日が続いていますね。「夏日」や「真夏日」のコトバにどういう違いがあるか、微妙にわからなくても、困っていないまるプリ編集部です。

 

複合機(コピー機)は、オフィスには必ずあるおなじみの機械ですよね。毎日使用していて、その恩恵を受けている方は多いのではないでしょうか。しかし、その内部構造や仕組みを、業界の方以外でスラスラとしゃべれる方は少ないのではないかと感じています。

 

はじめに皆さんに問います。複合機(コピー機)の仕組みや構造を難しく思っていませんか?きっとそう感じている多いでしょう。でも、心配いりません。

 

実はそれほど難しくありません。また、複合機(コピー機)の各部品の名前や役割の知識があれば、紙が詰まった場合や何かトラブルを生じてしまった場合に、落ち着いて対処することができるのではないでしょうか。今回は、複合機(コピー機)の仕組みや 各部品の名前や役割について紹介します。最後までお付き合いください!!

 

 

複合機(コピー機)の各部品名や役割について

 

複合機(コピー機)の各部品の名前や役割について紹介していきます。各部品の名前や役割を知っておくだけでもっと身近に感じていただけるはずです(勝手な押し付け)。どちらかといえば、知らないヒトよりも知っている遠い親戚の方が親近感をわかせられますもんね(意味不明)。隣町の△△さんよりは、2軒隣りの〇〇さんの方が近いですもんね(意味不明)。

 

1、原稿カバー

コピーをする時の上蓋のことを指します。コピー操作の際には、原稿カバーを上に上げてコピーしたい用紙をセットします。自動原稿送り装置というものもあり、 ADF と呼ばれています。これは原稿カバーの上の部分に複数枚の原稿を大量にコピーの実施が可能です。

 

2、原稿ガラス

原稿カバーを上に上げると、現行ガラスが下に見えます。紙の大きさが書いてあるので、正しい位置にセットすればコピーができます。

 

3、 操作部

操作部でモノクロ、カラーなどの指定、コピーの枚数など決めることができます。

 

4、主原電スイッチ

スイッチを押すとコピー機が動き出します。

 

5、本体トレイ

コピーした用紙が、本体トレイに排出されます。

 

6、前カバー

トナーを交換する時に外すカバーのことを言います。

 

7、給紙トレイ

この部分に用紙をセットします。

 

8、通風孔

プリントするときに熱を発します。長時間続けていくと高温になる危険性があるので、ここから熱を逃がします。

 

と、ここまでが部品名や役割の紹介となります。続きまして、複合機(コピー機)の原理について紹介いたします。複合機(コピー機)の原理や工程がわかれば、複合機(コピー機)の豆知識を誰かにおしゃべりしたくなる事間違いありません。ぜひ紹介しているコトバや内容に、目を通してやってください。

 

コピーの原理について紹介します

 

複写機は、 コピー機の進化版なので、コピーの原理は基本的には変わりません。

 

複合機・コピー機の国内、海外メーカー存在しますので、メーカーによって多少の違いはある可能性はありますか、しかしコピー機の原理は基本的には一緒だと考えてよいでしょう。一般的にコピーは、 帯電から始まり、露光、現象、転写、定着の 5つの工程です。

 

1、帯電

感光体ユニットと呼ばれる表面に、静電気を帯びさせます。ちなみに静電気はマイナスです。

 

2、 露光

光で感光体ユニットに画像が描かれます。この画像は、 原稿ガラスにセットされた用紙の 画像です。レーザー光が 感光体ユニットに照射されるとその部分は帯電していた静電気が無くなるので、画像を残すことができます。

 

3、現象

トナーを感光体ユニットに 近づけると静電気のない部分だけがトナーに写すことができます。 これは静電気の力でインクを吸着しています。静電気はマイナスなのでそこにプラスの電荷を持ったインクを近づけると、インクが吸着されるというわけです。

 

4、 転写

感光体ユニットに用紙を密着させれば、用紙にインクを作ることができます。

しかしここでは、完璧なコピーではありません。なぜなら最終工程である定着を行なっていないからです。もし定着が行ってなければ、インクがついたただの用紙なり、ゴシゴシとこすってしまうとすぐにインクが落ちてしまいます。そうならないためにも インクがしっかりと用紙に付くように最終工程を行います。

 

5、定着

インクがついた用紙に熱と圧力を加えます。この工程を実施すれば、用紙についたインクがしっかりと固まり、コピーされた用紙が完成します。

 

このように五つの工程でプリント・コピーがキチンと実行できます。モノクロ印刷だけではなく、カラーの印刷であっても基本的には同様の手順です。コピー機の動く音はよく聞きますが、内部の動きまでは見る機会はあまりないでしょう。どのように印刷されているのか分からなかった方も以外に簡単な構造だと分かっていただけたのではないでしょうか。

 

複合機(コピー機)の原理を復習すると、静電気の力を利用してインクを用紙に付着させていることがわかります。複合機(コピー機)の前に立つとやけに静電気を感じるのはそのためです(ネコのヒゲもビックリ)。また、複合機(コピー機)にあったかい熱を感じるのは、熱してインクを乾かしているということも分かっていただけたのではないしょうか。

 

複写機の機能として代表的なのはFAXです。FAXは、0と1だけの信号を相手に送ることで、FAXすることができます。このように他の機能に関してもそれほど難しい原理ではなく、実は簡単であることがわかります。

 

【おさらい】複合機とコピー機の違いについて

 

複合機・コピー機・印刷機・プリンターなど、色々なコトバをよく聞くと思います。しかしその違いを明確に答えることができるでしょうか。まずはその違いについて大分類で紹介します。

 

先ず印刷機は、「印刷をする」機械の総称であり、何か特定のモノを指すコトバではありません。印刷する機械の略字で印刷機となるので、複合機・複写機・コピー機・プリンター全てを指すコトバです。

 

次にコピー機ですが、これはコピーをする複写機のことを指します。蓋を開けると原稿ガラスがあり、写したい紙をセットさせてコピーボタンを押せばコピーができます。

 

複合機は、コピーの機能とは別に複数の機能搭載したコピー機ということができるでしょう。例えば FAX 機能やスキャナ機能などコピー機がさらに進化したもの複合機と呼んでいるものになります。近ごろでは無線LAN対応の機種も多くなっており、オフィス(事務所)内の配線をスッキリさせることに役立っていると聞くんですよね。

 

厳密には上記の様な違いがありますが、コピー機の事を複合機と言い換える事があるので、似て非なるモノとしてとらえても間違いではありません。

 

プリンターは小型のものを指す事が多いのですが、ご存じの通りで大型複合機なみの役割を担いますよね。プリンターという名の安価で持ち運びがカンタンな機械でも、何通りもの表情(役割)を見せてくれるので、すごくなくてはならない存在です。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

前半では複合機(コピー機)本体の各部品の名称や役割や、構造・仕組みを紹介しましたので、なんとなくでもわかっていただけたのではないでしょうか。また、わからなくなった時に読み返していただけるように、ブックマークなどで保存・追加していただければ嬉しくて踊りだしてしまいます。ぜひよろしくお願いいたします。

 

また、複合機(コピー機)は、読んでいただいた方にはそれほど複雑な構造ではないことが理解していただけたのではないでしょうか。もしも複合機(コピー機)が動かなくても、プリントやコピーをしなくなった場合でも、それほど心配することなく手順を踏めばトラブルを解消することができるはずです。

 

が、なかなかそうはすんなり症状が回復しない場合もありますし、複合機(コピー機)の改善に何度も何度もトライしても回復しないでいると、ピーク時には足払いからの脳天から竹割を発動してしまいそうになります。読んだからといって誰しもがすんなり実行できない事は承知しております。

 

紙詰まり(そっぽを向かれる)、印刷してくれない(無視される)、そもそも動かなくなってしまう(ふてくされて寝てしまう)。。。そういったトラブル対応を毎回自分でおこなう事はハッキリいって面倒くさいですよね。

 

ぜひそういったトラブル対応は誰かに頼みたいと考えている方へ、大型複合機レンタルサービスの【まるプリ】がピッタリではないかと感じています。

 

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