3つ折り・Z折りができる複合機はあるのか?

公開日: 2022年6月26日

 

 

どうも!折り紙は小学生までで卒業した事にした経歴を持つ、まるプリ編集部です。

 

さて今回は、複合機に搭載されている「折り機能」について調査しました。折り機能付き複合機(コピー機)は、現在複数のメーカーから発売されており、中でも珍しいのが、「3つ折り」「Z折り」ができる複合機です。そんな珍しい折り方の複合機(コピー機)の調査結果を発表していきます。それではどうぞ!

 

こんな困ったシチュエーション

 

会社の会議資料には、1枚ものをプリント・コピーするだけで良いというものだけはなく、折り曲げ作業が必要なものも存在しますよね(A3をA4にサイズに折りたたむなど)。

 

仮にあなたが断われない急ぎの用事として、当日夕方の会議へ間に合うように会議資料を怖い上司から頼まれたとしましょう。しかもそれが、もれなく「折り作業」付きだとすると、顔の上半分にタテ線が下に向けてポワーンと青紫色に変色してしまいそうな衝撃を受けます。

 

折り作業自体を手作業でした場合、部数などによっては途方もない時間と手間がかかります。あなたの本来の仕事は残業決定になっちゃう可能性が大ですよね。

 

でもそんな時、あなたを助けてくれる強い味方がいるのです。それは複合機(コピー機)のフィニッシャー装置です✨ それを複合機(コピー機)へガチャーンと装着すれば、「折りたたみ」作業などをオートマチックに実行してくれるんです(ナントカ戦隊の合体ロボみたい)。

 

 

フィニッシャー装置とは?

 

そんな強み味方の複合機(コピー機)のフィニッシャー装置には、種類が2つも存在するんです。一つ目が「インナーフィニッシャー」で、二つ目が「サドルフィニッシャー」といいます。

 

一般的に複合機(コピー機)のフィニッシャーといえば、(1)ホッチキス留め、(2)3つ折りやZ折りなどの紙折り、(3)中綴じ製本機能、(4)パンチで穴をあける、等の印刷後に行う作業を自動で行ってくれる機能です。

 

それぞれ特徴があるので、2つのフィニッシャーについて紹介していきます。

 

「インナーフィニッシャー」とは?

 

フィニッシャーの中でも(2つしかないが)、サドルフィニッシャーと比べると安価なフィニッシャーです。使える機能はホッチキス留めです。インナーフィニッシャーは、コピー機本体内部(インナー)の排紙口にオプションとして取り付けられる装置のことです。わざわざインナーフィニッシャー装置のために、複合機(コピー機)の周辺にスペースを確保しなくても使用できるので、場所いらずなところがGOODです。

 

参加者1,000人クラスの大規模な会議が開かれる際に、ホッチキス留めする資料が5ページで1,000部以上準備しなければいけない場合、資料を複合機(コピー機)でせっせとプリントし、更にはホッチキスでガチャガチャと留める作業を考えると、もはや映画のサブタイトルになりそうなくらい一大イベントになってしまいますよね(密着!3時間以内で1,000部の資料がキレイ整えられるまでの道のり!)。

 

とまあ、資料が5ページならかわいいものの、20ページや30ページなど厚みがある資料となると、ヒトがホッチキスをする時に発生してしまうであろうホッチキスのミス打ち発生が厄介ですよね。ホッチキスのミスでまた追加プリントとなると、面倒くさいったらありゃしません。

 

このフィニッシャー機械を使用すれば、そういった人的ミスを防げるし、作業にかかる負担を減らす事ができ、大いにその部署のパフォーマンスを向上させる事ができます。

 

「サドルフィニッシャー」とは?

 

複合機(コピー機)の側面に取り付ける大型のフィニッシャーのことです。先ほどまでとは比べ物にならない、50ページや100ページなどの超分厚い資料に対応しています。ホッチキス留め、パンチで穴を開ける機能、折り畳み機能が利用できます。

 

インナーフィニッシャーと比べると、サドルフィニッシャーはスペース確保をしなければいけません。なぜなら、本体に外付けで取り付ける大型のフィニッシャーだからです。3つ折りやZ折り機能を使うのであれば、サドルフィニッシャーでしか行えません。

 

次の章からは、一部のメーカーに問合せたサドルフィニッシャーが使えるか否かの紹介をしていきます。

 

3つ折り・Z折りに対応したメーカー

 

結果から発表すると、ほとんどのメーカーでは3つ折り・Z折りが可能です。各メーカーに問合せて調べたところ、リコーやシャープやキャノンなど、あらゆる複合機(コピー機)メーカーでサドルフィニッシャーを装着すれば、問題ありませんでした。もちろん、価格はそれぞれメーカーごとに違いますので、導入を希望される際は個別に相談してみてください。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

10年以上前は、資料を3つ折り・Z折りするために、多くの人数でせっせと一つずつ手作業をおこなっていました。現代では、複合機(コピー機)にフィニッシャーを装着するだけで、資料がカンタンに3つ折り・Z折りになります。しみじみ、時代だなぁと思います。

 

申し訳ありません。まるプリには残念ながら、フィニッシャー装置を搭載したレンタル機種はありません。もしそういった装置が無くても、大型複合機(コピー機)をレンタルでお探しなら、ぜひお気軽にお問合せください。瀬一杯対応させていただきます!おかげさまで、関西・四国で大いに選ばれています。